2006年04月18日

本所森下町無駄歩き

 仕事が早く片づいて、神保町の古本屋を回るには懐具合が気がかりであるし、考えた末に「無駄歩き」をすることにして地下鉄に下りる。半蔵門線で曳舟に行くにはもう5時前で遅すぎる。それで仕方なく運賃が高すぎる都営地下鉄新宿線に乗る。買った切符は170円。(都営地下鉄が高いのは明らかに「役人」が経営しているからだ。間違いなく都庁にも天下り先があって、これが地下鉄や都でつくる建物などの運営費、建築費を押し上げている。間違いない)

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 その170円行ける最長の駅が森下町である。池波正太郎の鬼平、すなわり長谷川平蔵は本所で若きを過ごし、近くの竪川は永井荷風の小説に出てきてお地名だけはお馴染みの感がある。森下町駅を出ると清澄通り、とりあえず両国を目差して歩く。歩く右手にパン屋を見つける。ここのカレーパンは何度か買ったことがあるな、と思って店に入ってカレーパンを5つ買う。1個145円也。そのまま清澄通りを歩いていると正面に橋が見えてきて、左に漫画「のらくろ」が笑っている。

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「あっ!」、またやってしまったようだ。北を目差して南下していたのだ。これだから方向音痴は困る。それでも「のらくろ」の高橋商店街は面白そう。古い帽子屋、お総菜屋、赤いラーメンの暖簾。見て楽しいが、なにもうまそうなものが見つからない。ちなみに高橋商店街近くに田川水泡が住んでいたということにちなんで「のらくろ」が出迎えてくれる。

 気を取り直して清澄通りを北に進むと有名な「魚三」。そーっと覗いてみると5時を過ぎたばかりなのに満員。うまそうな匂いをかぐととたんに腹の虫が騒ぎ出した。考えてみると、お昼にはほとんどなにも食べていない。もう一度「魚三」をのぞくが、やはり席があいているようには見えない。新大橋通の交差点に来ると向こうに「山利喜」が見える。ところが、ここも満席のように見える。
 その隣、馬肉の「みのや」の手前に「喫茶・洋食 鍵」というこぎれいな店を見つけてハンバーグライスを食べる。この店、取り立ててうまいとは言えないが、清潔で雰囲気のいい店だ。
「鍵」を出ると夕暮れが迫り、街に灯がともりだした。裏通りに入り、八重桜満開の通りに出る。暮れなずなかにうす桃色の八重桜がぼんぼんと垂れ下がる。なんともきれいだ。しばし散策。
 古い建物の奥に畳敷き、そこで金網を編む人が見える。そして向こうに明るい光が見えてスーパーがある。小さいが繁盛して夕食の材料を買い求める客で混雑している。その「フジマート森下」へ入ってみる。このスーパーはなかなか面白い。並ぶ食料品は平凡なものばかりだけど、魚売り場に養殖もののシマアジが丸のまま置いてある。お総菜売り場はすぐ奥で揚げ物を作っていて、客の注文を聞いてから揚げるのだろう。ここで見つけたのが「四ツ目納豆」。真っ赤なラベル、書体も古めかしくいい感じ。しかも1個60円は安い。これを2個買って通りに出ると既に日はとっぷりと暮れているのだ。

 そのまま清澄通りにもどる道すがら見つけたのが、木造の八幡造りを思わせる銭湯「大正湯」。きっと大正期に開業したんだろう。

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 ネジの問屋を過ぎて清澄通りを北に歩く。

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 竪川を渡ると左手にひっそり明かりをともした茶屋、そして相撲番付を貼っているミシン店。

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 京葉道路を左折。向こうに相撲小物を売る「高はし」、そして小さな明るい通りを見つけて、その先に電車の通るのが見える。両国駅にたどり着いてスイカでホームにあがって無駄歩きの旅は終了する。
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4月17日(月曜)の市場便り

 駐車場への階段を下りていくと、雑木林は浅黄に染まっている。これから5月にかけて季節は急ぎ足になる。当然、海の状況もいちばん変化する時期。市場に行くのが楽しいのである。
 それで入った八王子魚市場場内。貝の売り場はさすがに「貝春」というごとく楽しい。
 三重県鳥羽市からデカイ平がい【タイラギ ハボウキガイ科の大型の二枚貝。福島県、日本海中部以南の泥の海底に突き刺さるように棲息。主に貝柱を食べる。当然プロが見るのも貝柱の大きさ、決して貝殻の大きさではない。値段は安くて350円前後、高いと1000円を超える。貝柱1個の値段と思って考えるに高いものだ。ホタテは甘い味わいでクセもない、これに対してタイラギには微かな渋み苦みとともに独特の風味がある。このクセがホタテよりも値を高くしているのだ。寿司ネタにして最高にうまい】。1枚550円(これはあくまで卸値)。

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市場魚貝類図鑑のタイラギへ
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 鹿児島県阿久根市「マルホ せいうん水産」からキビナゴ【相模湾以南に棲息するニシン科ウルメイワシ亜科の小魚】の刺身。このきれいに開いたキビナゴの刺身は意外に便利でうまい。当然生を開いた方が上だが、こんなものを夕食に1パック買うのもいいのでは。近海、特種ともに荷は少ない。これは荒天のためである。

『源七』の店の入り口に、いちご【ツメタガイ 千葉船橋では「つべた」ともいう。北海道南部以南の浅い砂地に棲息する。アサリなどを襲って食う肉食貝で、しかも値のつかないものなので漁師には嫌われている。茹でて、煮て美味】。
 奥に入ると、あんちゃんがなにか塩ゆでにしている。
「アカガイのワタだよ。うまいぞ」
 というので茹で上がりをつまむ。アカガイ【北海道南部以南、朝鮮半島、中国などに棲息。近年国産物は少なく、市場で見かけるのは中国か韓国のもの。値段は高い】は産卵期前でもっとも味のいい、身の太ったとき。切りとったワタと身がぷっくら膨らんでいる。これがうまいんだな。ワタの微かな渋み、貝臭さが身の甘さと混ざって「酒が欲しいな」という気分になる。

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市場魚貝類図鑑のアカガイへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/funegai/akagai.html

 八王子綜合卸売センター『ケン水産』には北海道根室「カネマ 浜屋商店」から灯台つぶ【オオカラフトバイタイプ。「灯台つぶ」にはシライトマキバイ、クビレバイ、ヒモマキバイ、オオカラフトバイの4種があり、非常に紛らわしい。中でもヒモマキバイ、オオカラフトバイの区別は至難。大産地の厚岸から来るのはヒモマキバイが多く、根室はオオカラフトバイが多い。値段は安い】。キロ/700円なので5個買い150円くらい。

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市場魚貝類図鑑のオオカラフトバイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/buccinum/ookarafutobai.html

『高野水産』に14キロのクロムツ【北海道南部以南から本州中部太平洋側に棲息する深海魚。非常に値が高い】。

 八王子総合卸売協同組合、八王子綜合卸売センターともに荷は少なく、それなのに値は安い。市場の天井を滑空するツバメが喧しい。
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2006年04月16日

4月16日(日曜)の晩ご飯

 春たけなわでもないかな、この時期は。まだかな、まだかな、と花の時期を思い。若芽の美しさに夏近しを思う。そんなとき八王子高尾山散歩のついでにイタドリ【沖縄、琉球列島を除く日本全国に自生するタデ科の山野草。酸味があるが生で食べられる。また茹でて煮物、天ぷらなどにできる】の若芽を摘んでくる。そして日野市滝合の旗野農園のタラの芽【タラノキの新芽】。タラの芽は栽培ものではあるは放任栽培、いたって野性的なもの。
 夕食は合わせて天ぷらにする。これこそ春の野の畑の香り、旨さである?

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 そして桜の時期にとれるサクラマス。刺身では堪能しているが、やはりいちばんうまいのはムニエル【粉屋というフランス語。小麦粉をまぶした素材を低温で香ばしく焼き上げる】だと思う? 家人がムニエルをディップもなにもつけないで「香りがいい」、バターと合わさって「おいしいね」と呟く。ディップは簡単なものでマヨネーズ、レモン、塩コショウ、ミルクを合わせたもの。冷蔵庫の奥からピクルスを見つけて、それをディップに添える。

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 みそ汁は小松菜、玉ねぎ、メークインを合わせた物。たまにはこんなありきたりなみそ汁の具もいいだろう。
 朝に炊いた竹の子と油揚げ。ひじきの煮物。
 竹の子の穂先と油揚げで炊き込みご飯。
 お父さんの酒は「世界一統」、「越の影虎」。これに愛知県津島市『魚光』の「新ばえ(小フナ)」の佃煮。
 これが我が家の晩ご飯。
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4月15日(土曜)の市場便り

 八王子魚市場には7時過ぎに到着する。『源七』のトラックはまだ荷を下ろしたばかり。場内に入ると、こちらも荷を整理しているところでやや遅れ気味ではないだろうか?
 特種【やや高価なものを小分けにして売る。対象は飲食店】に宮城県本吉郡三陸町志津川湾「大清」から岩がき【イワガキ 日本海、陸奥湾以南に生息する大型のカキ】を見る。鹿児島内之浦湾からは、いとより【ソコイトヨリ 房総半島以南のやや深い場所に生息する。市場では「ばけ」と呼ばれるが値段はイトヨリ同様に高く、区別をしないで取り扱う】。また小振りの青ます【カラフトマスの若魚。カラフトマスは三陸、北海道に棲息。「マス」とはサクラマスと本種を差すことが多い】。
『源七』に本まぐろ【クロマグロ 大西洋の暖海域、太平洋の北半球暖海域に広く棲息】の中骨が置いてある。これをかきとって300円置いてくる。社長に「先日のテレビ東京船橋を見たよ」というと「昨日再放送したんだ」という。やっぱり息子が出ると再放送まで見るんだな。

 八王子綜合卸売センター、八王子総合卸売協同組合、明らかに一般客と思われる人出。駐車場はやっと一台分を見つける。八王子総合卸売協同組合『河村青果』に高菜【十字科植物。辛みのある漬け菜の一種で、主に漬物になる。三池高菜など品種多し】。
 朝ご飯は『光陽』でもやしそば。

 八王子総合卸売協同組合『丸幸水産』に根室から灯台つぶ【ヒモマキバイ 同定の難しい「灯台つぶ」のひとつ。殻皮に火焔模様がある、また螺肋が太いなどで見分ける】、横に北海道八雲町「ヤママル勇内山鮮魚店」からベニザラガイ【北海道以北に棲息するニッコウガイ科の二枚貝。市場で「白がい」と呼ばれるもののひとつ】らしきもの。またこれも北海道産だというオオミゾガイ【東北地方以北に棲息する大型の二枚貝。ただ三河湾でも見ており、生息域は図鑑通りではない。とても美味な二枚貝でもっと食べられていい】。

 八王子綜合卸売センター『高野水産』には静岡県舞阪からアコウダイ【青森県から静岡県の太平洋側の深海に棲息する。フサカサゴ科では大型のもの。主に釣りで漁獲され高値で取り引きされる】.

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市場魚貝類図鑑のアコウダイへ
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 また産地不明のサクラマス【熊本以北、日本海、太平洋側では神奈川県以北の川に遡上。市場では「本ます」】を大量に持ってきている。
 春に入荷が多くなるタラバエビ3種のしまえび【モロトゲアカエビ 福井県以北、北海道、サハリンなどに棲息する。タラバエビ3種ではもっとも入荷が少ない】、甘えび【ホッコクアカエビ 朝鮮半島東岸から日本海以北、また噴火湾に棲息する。ロシアなどから輸入も多く、もっとも市場で見かける機会の多いもの】、ぼたんえび【トヤマエビ 日本海、北海道以北に棲息する。タラバエビ科では大きくなるもの】。

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画像はモロトゲアカエビ

市場魚貝類図鑑のモロトゲアカエビへ
http://www.zukan-bouz.com/ebi/morotogeakaebizoku/morotogeebi.html

市場魚貝類図鑑のホッコクアカエビへ
http://www.zukan-bouz.com/ebi/tarabaebi/tarabaebi.html

市場魚貝類図鑑のトヤマエビへ
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 八王子綜合卸売センター『河辺ハム』に安くてしかもうまそうな牛肉を見つけて100グラム/200円で500グラム。八王子総合卸売協同組合『河村青果』で竹の子、ワラビを買う。隣が米屋の『日本堂』なので米ぬかもすぐ手に入れられて便利だ。クルマに乗り込んで重曹がなくなっていることに気が付き、『マルヤ薬品』で重曹150円。ついでに『ビックリ屋』でレタスでも買おうかと思ったが、なんと10メートル以上もレジを待つ客。これは当然諦める。
posted by ぼうずコンニャク at 06:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場図鑑・市場案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月15日

4月14日(金曜)の市場便り

 2日あけての八王子魚市場。キンメダイやマダイなどがあるものの慌ただしくてじっくり見ることが出来ない。
 特種に三重県的矢湾蛸島町「的矢湾あだこ岩がき研究会」からイワガキ【日本海。陸奥湾以南の太平洋側に普通に見られる。昔は産地が限られて高級なものであったが、近年産地が急増、やや値が落ちてきている】。的矢湾といえばマガキの養殖で有名。イワガキを出荷するにマガキの出荷技術を生かすことが出来る、ということか? またマガキと合わせると年間を通してカキの出荷が可能となる。

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市場魚貝類図鑑のイワガキへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/kaki/iwakaki.html

『源七』には三番瀬からアカニシ【北海道南部から中国大陸までの干潟に棲息するやや大型の巻き貝。味がよいのだがあまり一般には流通しない。値段は安い】、サルボウ【東京湾以南から韓国、南シナ海の干潟に棲息。小型で煮つけなどにされるが刺身も美味】。

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 時間がなくて、『総市商事部』でジャイアントコーンを5缶購入して市場を後にする。
 帰途、旗野農園でサンチュ【かきちしゃ 結球しないタイプのレタス。韓国でよく栽培されるもので焼き肉などを巻いて食べる】、サニーレタス【結球しないレタス。品種が出来たとき、当時売れに売れていた日産サニーにあやかって「サニーレタス」と名付けた】、スティックセニョール【分枝するタイプのブロッコリー。分枝した茎が軟らかくうまい。これは品種的にも素晴らしいもの。確か「サカタ」の品種だったかな】、小町かぶ【小かぶの代表的なもの】、ラディッシュ【二十日大根。赤い小型の大根であり。生で食べるもの】、たらの芽【タラノキの芽。春から初夏までの新芽を天ぷらなどにする】。旗野農園は無加温のハウスなのでトマトはまだである。それでも日々楽しくなってくる。

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posted by ぼうずコンニャク at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場図鑑・市場案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月14日

愛知の味「エビフライ巻き」

 愛知県スーパーでよく見かけるもの。それはいろいろある。コーミソース、ヨコイのソース、豆味噌、みそ煮込みうどんに、お弁当お総菜コーナーではエビフライ巻きである。(ほかにももっとあるだろう。知っている方は教えて欲しい)
 このエビフライ巻きが大好きだ。愛知に行くたびに買って食っている。どうしてエビフライを巻きずしにするんだろう? 考えてみると巻きずしに豚カツが芯になっていたら重すぎるだろう。またコロッケでは脆弱だ。えび天では普通すぎる。そこに「エビフリャー」が来て、これこそ愛知県の味わいだがね。海苔とすし飯があり、芯にさくっとしたフライの衣、そしてエビの甘味、旨味、プルンとした食感。これは何時食ってもうまい。
 私、コレステロール値も高く、高血圧、しかも肥満に肥満を重ねて、もうすぐ死んでしまいそうだが「エビフライ巻き」はうまい。これをみて買わないなんて出来るはずもない。そう言えば、今回は豊川市豊川稲荷にほど遠からずの「サンフレッシュかねだい」というスーパーでエビフライ巻きを買ったのだが、そこに津島市「マックス津島店」で買ったコーミソースがあった。
 これを帰り道、静岡県東名は駒門パーキングエリアでソースをかけて食べたら「どえりゃーうまかっただわ」。でもいかな愛知県人でもエビフライ巻きをソースでは食わねえだぎゃ。

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これ「チャオソース」、納豆やカテキン式のお茶に押されて扁平になっています。「かねだい」で買ったときはちゃんとした形であったことを、ここに誓います。「愛してるわ、エビフライ巻き」。
posted by ぼうずコンニャク at 21:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 漁師料理・郷土料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月13日(木曜)山梨中央市場便り

 我が家から甲府までは高速で、上り坂だとはいえ1時間前後しかかからない。海のない県、山梨の市場を一度見てみたいと思っていたので、善は急げで中央高速にのる。早朝のETC割引で甲府南まで1時間弱、料金は1100円。ここから山梨中央市場までは10分足らずである。インターを下りてお茶を買ったのがヤマザキデイリーストア、それから各所で見かける。山梨にはヤマザキデイリーストアが多いのだろうか?

 中央市場の門はすんなり通過。駐車場も空きが多く、すぐに場内に入ることができた。中央市場に入って左が青果棟、右が魚市場、青果棟を背にして入り左が山梨中央水産の競り場、右が仲卸である。当然競りは終了しているので仲卸を見て回る。

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『菊島商店』、『金源商店』、『東香水産』、『富士水産』、『ヤマカ水産』などの店名が読みとれる。甲府の仲卸の特徴は鮮魚、塩干、加工品をともに扱う店舗がほとんどであること。また値つけが手堅いということか、品揃えは豊富でバッタものがなく、とても山国とは思えないいいものも見られる。

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 ここで富山からの白えび【オキエビ科のシラエビ。日本海、太平洋など広く分布するが、流通するに足りるほどとれるのは富山湾だけ】、青森県から本ます【サクラマス】、北海道根室からロシア産オオズワイガニ【市場ではバルダイと呼ばれる。ズワイよりもより北方種。我が国領海ではとれない】。

 6時過ぎから8時過ぎまでいて、あまり一般客はいないな、と思っていたら山梨中央水産の加藤さんから仲卸が別に東隣に店舗を構えているのだと教えていただく。東にあるいて『山水協(山梨水産物商業協同組合)』の建物。これは2階が事務所で1階が店舗。ここも鮮魚塩干加工品を売る。また歩くと東西に細長く数棟の店舗が並び、多くはシャッターを閉めて寂しいなか乾物、アイスクリーム菓子、水産などの店舗が見える。面白いのはダンス教室まである。空腹感を感じて食堂を探すが見つからない。「そば」の旗を見つけたが、どこにも暖簾がない。

 市場のいちばんはずれに活気のある仲卸を見つける。『千里水産』であり、断って中を見せてもらう。すると、これがなかなかの品揃え。今まで見てきた中、鮮魚ではもっとも品揃えが豊富。たぶん九州からであろう、鮮度のいいテンジクタチ【和歌山以南の太平洋側、九州西岸に棲息する大型のタチウオ】がある。大分産のマテガイ【マルスダレガイ目マテガイ科の干潟に棲息する二枚貝】、アマダイ、クロムツ、キンメ。長崎から天然もののマダイ。

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 そしてここで見つけたのが沼津佐政水産のアカムツ【スズキ目ホタルジャコ科のやや深海性の高級魚。日本海側では「のどくろ」という】。今回の目的のひとつが沼津と山梨の繋がりを見ること。やっとここで一箱みつけることが出来た。沼津は漁が少なく、それでもこれほどのアカムツを仕入れているのは立派。

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 山梨中央市場の競りは早く、そして今回はすっかり荷が仲卸などに渡ってしまった後。富士吉田や河口湖など甲府からすると一山超えたところからの仕入れも多いという。だとすると市場内の仲卸でみる荷はほんの一部なのかも知れない。また山梨ならではというものはほとんど見つからない。それでも探しに探すと「煮いか」「酢いか」など、また冷凍物を取り扱う業者も多そうだ。荷受けに並んだ塩鮭塩ますの量も多いようで、これも山梨らしさかな。
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2006年04月12日

4月11日(火曜)の市場便り

 市場を歩いているときがいちばんのんびり出来る。そんな慌ただしい時を過ごしている。それなのに市場はやや停滞。春休みも終わり、そろそろ会社でも新入社員を迎えて飲食店などが忙しくなる。それまでの停滞に違いない。
 八王子魚市場について最近思うのは四十物【あいもの 干物や乾物、加工食品】に面白いものが見られること。この日もヨシダシーフーズの「酒香干し」があり、これを持ってくるとは偉いとしか言いようがない。すかさず5本購入。
 特種には「バルダイ」と書かれたオオズワイガニ。根室の「マルコウ水産」のもので、表記もしっかりしており荷主として誠実。またオオズワイガニ【Chionoeceten bairdiはベーリング海やアリューシャン列島にいるもので日本近海ではとれない】は味わいはズワイガニと勝るとも劣らない。けっして偽物扱いしてはならない。実際食べてもうまい。

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市場魚貝類図鑑のオオズワイガニへ
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 千葉県勝浦【勝浦は生のカツオの水揚げで全国一にもなったところ】からカツオ【世界中の温帯熱帯域に棲息する。日本では太平洋側が産地となり、日本海側ではほとんどとれない】。身の色合いに曇りが出て脂がのってきているのがわかる。切り身を見ていていかにもうまそうな。横須賀からせいご【スズキの30センチから50センチほどのもの。大きさの定義はまちまち。日本各地の内湾などに多い。昔は淡水で生かすことが出来るために冷蔵庫以前では高級魚であった。それが現在では値の安い、しかもまことに味のいい魚。もっとどんどん食べていい】、富山県氷見からはバラいか【スルメイカの小さな物】、北海道室蘭、根室からマガレイ【北海道、日本海、福島県など産地はやや北方系。値段も手頃でうまい】。

『海老辰』には熊本県天草郡苓北町【この町名好きだな。苓とは漢和辞典で調べると「きのこ」とか薬草の名だという、合併して無粋な地名になるのが嫌な感じだ】から美しいヒオウギガイ【房総半島以南に生息するイタヤガイ科(ホタテガイなど)の二枚貝】。

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市場魚貝類図鑑のヒオウギガイへ
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『源七』には養殖のもののアユ【北海道南部から九州まで棲息。稚魚の時期は内湾や川の河口域でいて、春には川を登る】。養殖でもこれを見ると季節の進んでいることを感じる。

八王子綜合卸売センター『高野水産』には和歌山県串本市「出口水産【市場で見る限りもっとも面白い魚を送ってくる】」から「ムギメシ」とかかれてクロサギ千葉県外房から九州の浅い沿岸部に棲息。産地で消費されることが多い。煮つけ、塩焼きにして美味。刺身は色合いが悪いが鮮度さえよければうまい】。

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市場魚貝類図鑑のクロサギへ
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 それからコロダイ【イサキ科の魚。南日本、たぶん千葉県外房以南に生息。あまり見かけない魚であったが近年入荷が増えている。非常に美味な上、刺身にして血合いがうす紅色で美しい】、福島県からエゾハリイカ【小型のコウイカ。日本海、東北、北海道に多く。市場では福島県のものをよく見かける。年中とれるが産卵期である春にまとまる】。

 また驚いたのは活けのサクラマス【本マスと呼ばれることが多い。ヤマメはこれの陸封型。サクラマスの産地は新潟、山形、などの東北地方、北海道】が入荷していて、福島県産だという。これは当然確保。

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市場魚貝類図鑑のサクラマスへ
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 その隣にはマツカワガレイ【茨城県以北の太平洋側、日本海では東北以北に棲息する。非常に高価なカレイで、とうぜんやたらにうまい】、宮崎県からカツオ。カツオは半分に卸したものがあり何人もの飲食店主が真剣に品定めをしていく。ここで八王子の「スーパーイシカワ」石川さんとスルメイカが高いという立ち話。スルメイカは値が手頃で魚屋でも刺身で売りやすい。しかも美味なんであるから高くなりすぎると困るわけだ。

『市場寿司 たか』でクロサギ、サクラマス、エゾハリイカの握りを撮影。サクラマスがうますぎて「困っちゃうな【1966年山本リンダのヒット曲。昭和20年30年生まれはついつい「こまちゃうな」と言ってしまう】」。
posted by ぼうずコンニャク at 08:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 市場図鑑・市場案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月11日

あかしゃえび、毎味水産、坂角総本舗

 愛知名古屋お土産を探す。一昔前までは青柳のういろうに決まっていたように記憶する。これは子供の頃の記憶で緑や赤の青柳のういろうを見ると名古屋の叔母を思い出す。それがどうだろう、今や名古屋駅でもっとも目立つのが坂角総本舗の「ゆかり」である。我が家でも妻の母からして新宿デパートで週に一度は「ゆかり」を買っていてお茶でもビールでも、この少々高価なえびせんを飽食してやまないのだ。
 それを引き継いだのが我が妻。贅沢だけど、といいながらときどき買って帰ってくる。そんなときのこと愛知県三河湾一色に縁あってときどき行くようになった。そこでいろいろお世話になっているのが毎味水産である。一色と言えばクルマエビからヨシエビ、サルエビからクルマエビ科アカエビ属の小えびまで様々なエビがとれる。そのなかで小さな赤いエビ、また小エビ自体を「あかしゃえび」と言う。
 初めて毎味水産を訪ねた折り、この「あかしゃえび」を加工する工場を見せてもらった。それが気の遠くなるような量の「あかしゃえび」を地元のエビを扱い慣れた人たちが頭を取り去っている。藤井社長をして
「そのまま食べてみな、鮮度はぜったいに間違いないから」
 というだけあって「あかしゃえび」の身がプリプリしている。

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「これが坂角に行くの。ゆかりって知ってるだろ。あれはね、こんなに凄いエビを使っとるだからね。ほかじゃ真似できんわけ」
 確かに全世界からエビは輸入されていて、その輸入もとでもある毎味水産に、こんな三河湾ならではの工場があるとは思いも寄らなかった。
 すなわち『坂角総本舗』の「ゆかり」は「三河湾 あかしゃえび」→一色「毎味水産」→東海市「坂角総本舗」という流れなくしては作れないのだ。

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 さて、えびせんを語るとき一色ならではのえびせんを作る「手焼きせんべい 味の老舗 青山」がある。出来れば坂角総本舗の「ゆかり」と食べ比べて欲しい。坂角総本舗の「ゆかり」の味わいの第一はずば抜けた香ばしさにある。青山のものは香ばしさにはやや欠けるが旨味が強く、ともに非常に美味である。それぞれの味わいにエビの別の持ち味を感じられる。そしてエビの国、三河の姿の一端が見えてくるはずだ。

坂角総本舗
http://www.bankaku.co.jp/

味の青山
http://www.ebisenbei.com/
posted by ぼうずコンニャク at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べるエビ・カニ学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月10日(月曜)の市場便り

 月曜日の市場であるが、活況を呈しているか? と言えば否である。どうしてこのように停滞しているかと言えば明らかに流通が大型スーパー、コンビニに取って代わられているためである。ともにあまりにも人間味に欠ける上、魚貝類でも食品でも文化を喪失させる原因となっている。ここに新しく参入する個人商店や飲食店があらわれないと市場の基盤自体が危うくなりそうだ。

 その落ち着き払った八王子魚市場、特種に佐世保「丸伊水産」からコモンハタ【南日本の岩礁地帯に棲息する。市場で見かけるのは圧倒的に九州物である。ハタとしては小型であるが値は高い】、ヤリイカ【北海道南部から九州の対馬海峡付近まで棲息する。スルメイカが夏に多いのに対して秋から初夏にかけてとれる。値の高いイカ】、スルメイカは下氷【箱の下に氷を敷きで数を決めて並べたもの】、マダイ、アカガレイ【日本海と宮城県以北に棲息する。味のいいカレイで定評がある。裏側が血液で赤く染まっていて、鮮度のいいものほど赤い。値は安定してやや高値】、根室からマガレイ【日本海、茨城県以北に棲息する。やや高値の味のいいカレイ】。
 能登半島西岸羽咋郡志賀町平野剛志さんがとったイワガキ【日本海側、陸奥湾から九州までの外洋の岩礁やテトラポットにつく。一昔前までは産地は少なかったが、今では全国各地から入荷してきている。そのため値段が落ちてきている】が特種に。

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市場魚貝類図鑑のイワガキへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/kaki/iwakaki.html

『海老辰』には愛知県常滑市「肥田商店」からアサリ【北海道から九州、朝鮮半島、中国の干潟に棲息している。干潟の減少が著しく、早晩食べられなくなる】。
『源七』には青森県下北「川内水産」からワカサギ【北海道から東京、島根以北の湖、ダム、河口に棲息。山上湖などは人口移植したもの】。

 八王子総合卸売協同組合『丸幸水産』からは、ぼたんえび【トヤマエビ 日本海福井以北、北海道からオホーツク海、ベーリング海に棲息。値段は高値安定。ロシア、アラスカ、カナダなどからの輸入も多い】。イボダイ【松島湾、男鹿半島以南に生息。「えぼだい」というのは東京周辺で疣のことを「えぼ」と発音していたところからくる。関西では「しず」と呼ぶ】、ハタハタ【日本海、北海道からアラスカまで棲息。鮮魚が入荷してくるのは秋から初夏。値段は安い】。

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丸幸水産の店頭。やはり値段は全般に安い

 八王子綜合卸売センター『高野水産』にもハタハタ、ヒオウギガイ【イタヤガイ科の美しい貝。房総半島から沖縄までの岩礁域に棲息する。養殖されていて観光地などで食べられたり、貝殻が売られていたりする。値段は安定しない】。
 市場の八百屋にはグリーンピース、そらまめ、竹の子などが目立ってきている。ギョウジャニンニクも安くなってきていて、そろそろ買えそうだ。

『市場寿司 たか』でザルガイ、シリヤケイカの握りを撮影。ともにどえりゃうめー。
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2006年04月10日

灯台つぶ シライトマキバイ つぶ学事始め4

 南は千葉県銚子から北は北海道厚岸、釧路まで太平洋側でまとまってとれるのがシライトマキバイである。オオカラフトバイやクビレバイ、ヒモマキバイなどが非常に区別しづらいのに対して比較的わかりやすい形をしている。ただ南に下がってくるほどに近縁のスルガバイに似通ってきて、銚子産のものなど産地を明示しなければ専門家でもスルガバイであると誤る可能性が大。このとれる場所による形の変化がエゾバイ科の同定の決め手になる。
 さて、シライトマキバイは殻長20センチを超えるやや大型の巻き貝である。見た目も見事だし、味もまことに結構。煮て、刺身にしてともにうまいのだ。ところが関東の市場ではあまり人気があるとは思えない。むしろ人気薄で荷主が仲卸に「押しつけ」、また仲卸が魚屋やスーパーに「押しつけ」るのを多々目にする。
 なぜ思ったほどに売れないかというと「使い勝手が悪い」としかいいようがない。刺身にしてみたとする。貝殻から出して(このとき貝殻を割らないでも簡単に出せる)、身の部分を塩もみ、ワタもうまいので茹でる。身はシコっとして美味だし、ワタの甘味も濃厚な旨味もなんともいいのだ。ところが身に黒い斑点がある。また真つぶ(エゾボラ)ほどにはコリコリしない。また焼くというのがあって、一度軽く茹でて一度貝殻から出し、適当に切って貝殻に戻し焼き、生醤油と酒で味つけする。また煮るには大きすぎるのだ。この大きさも貝殻のまま煮あげて取りだし、適当に包丁を入れれば使えるのに面倒なのか、はたまた知らないのか好んで使う料理人がいないのだ。まして一般家庭では持てあましかねない。家庭では思い切って酒を入れたお湯に塩味をつけ、ここで煮あげる。これをしょうが醤油などで食べるのが簡単かも。当然料理自慢の方ならいろいろ挑戦して欲しいものだが。
 この貝殻に入った活けよりも最近見かけるのが「むきつぶ」というもの。主に三陸や福島からくるもので黒い斑点のあるワタを除いた足の無分。そのむき身がキロ/2000円から3000円くらい。殻つきから考えても安すぎる。これはそのまま串に刺して焼く、塩で揉んで刺身にするなど簡単に使えるせいか比較的売れ行きがいい。でもどうしてこんなに値が安いのか、あまりにシライトマキバイが不憫でならぬ。またそれ以上に漁師さんに同情してしまうのだ。このようなうまい貝、もっと値がついてもいいはずである。

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これは北海道室蘭産

市場魚貝類図鑑のシライトマキバイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/buccinum/siraitomaki.html
posted by ぼうずコンニャク at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べる貝・イカタコ学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛知県豊川市「京楽軒」のうなぎ丼

 豊川稲荷の門前で考えた。「せっかく寄り道したのだからうまいもん食いたいやないか?」。豊川稲荷で「いなりずし」。これが少々、もの足りない。門前町を歩くとき目に付いたのが鰻屋、そして香ばしい香り。愛知県豊川市では地焼き【蒸さない】か江戸前風【蒸す】のかも実際に食べてみないとわかりませんわな。
 豊川稲荷に近い、それこそ境内から見えるところにも何軒かあるが、これは土曜日だしさけたい気分。それで青い稲妻号で豊川稲荷から離れること30秒。鉄筋コンクリートの硬質な造りだが、どこか「うまそうな」店構えのうなぎ屋を発見した。
 この「京楽軒」店頭で品書きを見て、気に入ったのが鰻丼のあること。しかもいちばん高い「うなぎ定食」が2400円、いちばん下の「うな茶漬け 並」は750円であるから関東の鰻屋よりも安い。観光地にあってこの値段なら安心できる。
 店にはいると正面奥に厨房。さかんに団扇が動いている。若い娘さんのお客を迎える態度も悪くない。4人席に陣取るとすでに腰掛けている方に「うなぎ丼 梅 1150円」が運ばれてくる。「梅」でもいいかなと思ったが、せっかくだから「松 1500円」にする。
 待つこと15分以上。これは「蒸し」であれば予め蒸しの行程まで仕上げて作り置いた物。地焼きなら生から焼いたものだろう。地焼きならいいな、と思ったらまさに地焼き。一切れ口に入れるとやや硬めの蒲焼きの皮が香ばしい。タレはやや甘口であるがサラリとしているので丼一杯ではもの足りないくらいだ。1500円でこんなにうまい「うな丼」を食えるとは思っていなかったので感激する。きも吸いも塩加減もよくいい味わい。これでお新香がよければパーフェクトなんだけどな。

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京楽軒 愛知県豊川市西本16 電話0533-86-2902
http://homepage2.nifty.com/kyorakuken/
posted by ぼうずコンニャク at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べる魚類学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月09日

4月7日〜8日 三河、尾張への旅

 愛知県三河湾に到着したのは午前4時前。目の前に暗く沈んだ形原漁港の建物があり、扉の開けられた部分から灯りが漏れてきている。台車やトロ箱を出す音が聞こえてくると長路運転して麻痺してしまった頭脳が活性化してくる。
 形原の港に並んでいたのは明らかに浅い場所での魚貝類。今日は深い場所の底引きの水揚げはなかった模様。それでも、三河湾ならではのこのわた【マナマコの腸などの塩辛】、このこ【マナマコの卵巣の塩辛】が見られ、タイラギ、アカガイなどを見る。

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このことこのわた。小津安二郎の映画では中村伸郎がうまそうにこのわたで日本酒を飲む。このわたと言えば三河という時代があった

 形原から幡豆、一色を見て一息ついたのが7時半。ここで1時間半仮眠。9時に毎味水産に。藤井社長は玄関先でアンコウとフグを処理している。デカイ会社のオーナーであるのに、この人のとまっているところを見ない。凄い人である。

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夜明けは幡豆の港で迎える

 話し込んで時刻は11時前。津島市を目差してまずは知多半島に渡る。途中矢作川ではシジミをとる船を見る。晴天の下、見る物すべて美しい。半田市を過ぎて、東海市。もうここにあるのはコンクリートと都会の喧噪だけでだ。そんなとき信号待ちで見つけたのが小さな畑にマルチ【畑の畝を覆うポリエチレンのおび。黒や白などがある。これで作物の脇に雑草が生えるのを防いだり、保温をする】。その穴からジャガイモの芽。土の色は明るい茶の色。名古屋市に近づくにつれて渋滞してくる。

 空腹感にかられて飲食店を物色するがぜんぜんうまそうな店が見つからない。「コメダ」という喫茶店をなんどか見つけて、これが愛知ならではの親切すぎる喫茶店かもしれないと思い入ってみたい誘惑にかられるが、我慢。ここまで朝3時過ぎにお握り2個を食べただけ。夕食にはあまりご飯を食べないので昨日からお握り2個、空腹感がつのってくる。名古屋市熱田区できしめん屋を見つけてやっと人心地。

 津島市には2時前に到着。まず市役所で産物などを聞いたり地図をもらったり。残念ながら産業観光課に津島市に詳しい方皆無。産業課ではあっても観光課ではない。これでは津島市に見るべき物はないのかもしれない? と思ってしまう。それで市内を見て歩いて驚いた。こんなに美しくて、古い物が残っていて。まさにぼうずコンニャク好みの街ではないか?【こんなきれいな街にもまったくバカなヤツがいるようで道路拡張工事の計画があるようだ。おろかものめ! これから長い年月、観光資源として街に潤いをもたらしてくれるだろうこの美しい景観をこわすのは大バカやろうだ!!!】。
 3時半過ぎに地元のうなたろう君に会う。市内各所を案内してもらうが、その博識なこと。このまだ少年でしかない、うなたろう君の頭脳の広がりや計り知れず。また「うなたろうの部屋」をじっくり読まなくてはならない。もろこずし、ふなみそ、新ばえ(小ぶな)など淡水魚利用で得ること多し。また津島市を知ることが出来たことありがたいし、よかったな!

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鵜戸川でみた四つ手網。「ヌートリアがいます」と、うなたろう君が教えてくれる。その水面の葦には大量のゴミ。画像の中央によくみるとヌートリア
「うなたろうの部屋」
http://www.geocities.jp/morokounataro/2top

 深夜11時過ぎに一色に帰る。一色到着が1時過ぎ。港にはすでに人の動きがある。午前3時まで仮眠。3時過ぎから底引きの選別を見る。大量のメイタガレイ、マコガレイ、マアジ、マルアジ、クルマエビ科アカエビ属の小えび、アカガイ、タイラギ、アサリにシジミなど夢中になっていると。ヘンリーブロスの江嶋さんたちがみえる。そして6時過ぎには堀さん。毎味水産に藤井社長を訪ねて少し雑談。11時には一色を後にする。

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土曜日、一色魚市場は大勢の買い物客で賑わう
一色在住の堀さんの「一色魚市場へようこそ」へ
http://www.geocities.jp/gtsfp998/index.html

 帰り道、豊川市に立ち寄る。豊川稲荷周辺を青い稲妻号で疾走。スーパーなどを除いてウナギを食べて帰途に着く。

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豊川の「かねだい」というスーパーの鮮魚売り場。めひかり(あおめえそ)、海老(クルマエビ科アカエビ属の小えび)が見える

 高速で走る東名。豊橋平野は黄砂にすっぽりと包まれている。その下にある桜、まだ淡い新緑の美しいこと。駒門パーキングエリアで豊川で買ったエビフライ巻き【名古屋のスーパーやお弁当屋でよく見かける】を食べて仮眠。ここに愛知県の旅の終了。

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旅の終わりの黄砂
posted by ぼうずコンニャク at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | お魚三昧日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月06日

明日、あさっては愛知です

ぼうずコンニャクの「魚貝類を探す旅」。明日は三河湾形原、一色、津島市。そしてあさっては一色。そして無駄歩きして帰宅します。帰り着くのは8日の夜になります。
posted by ぼうずコンニャク at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 改訂他のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月6日(木曜)の市場便り

 八王子魚市場には8時半過ぎに到着。入った途端に大分県からマテガイ【マルスダレガイ科マテガイ科の二枚貝。干潟などに棲息する】、福岡県からはわらさ【ブリの50センチから80センチほどのもの】、富山県氷見からはバラいか【スルメイカの小振りのもの。まだ大きさが揃わず、軟らかいので下氷で並べないでくる】。
 千葉県勝浦からはビンナガマグロ【小振りのマグロであり胸びれが著しく長い。身の色合いがクリーム色であり、脂があるものの他のマグロよりも安い。回転寿司の「びんとろ」というのはこれ】。
『源七』には有明海弥永水産からこはだ【コノシロの8センチから15センチくらいのもの。値段は安いが寿司屋としては手間がかかる】。
 宮崎県からイシダイ【イシダイ科の磯魚。白身でやや硬い身質。これを薄造りなどにする。縞模様のはっきりした幼魚を「三番叟」、大きくなって縞模様が消えると、口の周りが黒いので「口黒」と呼ばれる。非常に高価】。

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市場魚貝類図鑑のイシダイへ
http://www.zukan-bouz.com/suzuki/isidai/isidai.html

 八王子綜合卸売センター『ケン水産』には根室から小振りの北帰【ウバガイ】。
 八王子総合卸売協同組合『やまぎし』に回ると根室のマルダイとう荷主からロシア産の活けオオズワイガニ。そして八王子綜合卸売センター『高野水産』にも北海道紋別市「マルイチ鈴木水産」から活けオオズワイがあり、そのとなりに根室「福島商店」の茹でオオズワイガニ、なかにズワイガニも混ざっていて不思議な入り会い。オオズワイガニはズワイガニ同様にうまくて大振りなので食べ応えがある。

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上がズワイガニ、下がオオズワイガニ

市場魚貝類図鑑のオオズワイガニへ
http://www.zukan-bouz.com/kani/kumoganika/oozuwaigani.html
市場魚貝類図鑑のズワイガニへ
http://www.zukan-bouz.com/kani/kumoganika/zuwaigani.html

 明日は三河なの豚肉、野菜などを買い、そして帰宅。
posted by ぼうずコンニャク at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場図鑑・市場案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月5日(水曜)の市場便り

 しとしとと雨が降っている。その湿り気のなか山桜の美しいこと、例えようもない。クルマで通り過ぎるあちらこちらに花開く木々。これは総てバラ科のいわゆる桜のお仲間だろうか?
 真新しいラーメンショップの赤いカンバンを見ながら駐車場に入る。ラーメン屋の名前は「ラーメンショップ 椿」。ここはすでに一度味見に立ち寄っているが、もう一度行くかどうかは微妙だな。

 八王子魚市場、今週いっぱいの超品薄状態が未だ続いていて中日【水曜日のこと。ちょうど商店飲食店の仕入れの間に挟まれる。市場が一番暇な曜日でもある。ただし一般客がゆっくり買い物をするにはこの日がいい】でもありほとんど荷が来ていない。

 特種には墨いか【コウイカ 千葉県以南に生息する。冬から春が旬。関東では漁獲したものをできるだけ墨を落とさないで出荷。関西や四国では洗って出荷する。このあたりにも東西の差があって面白いのだ】。

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市場魚貝類図鑑のコウイカへ
http://www.zukan-bouz.com/nanntai/kouika/sumiika.html

 千葉県外房天津小湊からは、わらさ【ブリの50センチから80センチほどのもの】、同千葉県富津からは本みる【ミルクイ バカガイ科の二枚貝。「本」とつくのは「白」とつくオオノガイ目キヌマトイガイ科のナミガイと区別するため。水管を江戸前握り、刺身などにして美味。二枚貝では高級な物】、北海道長万部から北帰貝【ウバガイ 「姥貝」というのは福島県での呼び名。北海道では「ほっき」。千葉県くらいから見られるが産地は福島以北。特に北海道の内浦湾(噴火湾)から室蘭までのものが有名。貝殻が黒い物がこのまれる】。

『海老辰』に回ると大分県からマテガイ【普段市場で「まてがい」と呼ばれるのは山口県などからくるオオマテガイや韓国中国からくるアゲマキ。マテガイの入荷は非常に少ない。マルスダレガイ目マテガイ科。北海道南西部から九州、朝鮮半島、中国の干潟などに棲息。東京湾でもいまだに健在である】。キロ/1500円だというので500グラム購入。

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市場魚貝類図鑑のマテガイへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/mategai/mategai.html

『源七』には佐賀県から養殖のサワガニ【サワガニは今や居酒屋の定番的なもの。本州四国九州の棲息する我が国唯一の純淡水(総ての生活環を淡水で)のカニ。市場に来るのはほぼ養殖されたもの】。

 八王子綜合卸売センター『高野水産』には九州長崎五島列島からサワラ【スズキ目サバ亜目サバ科の魚。我が国ではやや暖かい海域に棲息する。産卵期は春から初夏。春が旬で大型のものは年間を通して高い】。

『市場寿司 たか』でマテガイを茹でて握りにして撮影。あまりうまくはない。
posted by ぼうずコンニャク at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場図鑑・市場案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

外は雨、桜は散ってしまったんだろうか?

 頭痛のせいか、集中力がない。それでも今日も仕事が待っていて、そろそろお出かけである。外は雨、桜は散ってしまっただろうか? そう言えば秋田のなべ婦人のお子さんも今年から大学一年生。我が家も今週は子供の入学式なんである。きっと新しい生活にとまどい、また喜び、またまた初めてあった女の子に恋に落ちたり。「いいな。ぼくにもそんな時ってあったんだろうか」。思い出せないで寂しい思いに陥ってしまう。
 このどん底から抜け出すには旅しかないのだ。それで今週末は三河湾に出かけるつもり。一人じゃ寂しいので沼津@飯塚さん、たまには奥さんをほっといて一緒に行きましょう。また一色では久しぶりに堀さんに会えるかな。毎味水産の藤井社長にも会いたいし。それから三河のどこかの街を無駄歩きしたい。また未知の人との出会いがあるといいな。
 どなたか三河湾周辺の街で「ここが面白い」という情報を持っていないだろうか? 相変わらずヒドイ頭痛を抱えて思うのであった。

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posted by ぼうずコンニャク at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | お魚三昧日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みりん干しは味醂干しじゃない。片貝「丸山水産」みりん干し

 この「うまいもんカタログ?」は正確で使える情報を発信しているのではないということを予め書いておく。たぶん読んでもためにならない。時間の無駄かもしらないどころか、絶対に無駄ですな。ハハハ……。
 さて、カタクチイワシを開いて甘いタレにつけて干す。これが千葉県九十九里などの名産「みりんぼし」というもの。そしてここで取り上げる九十九里の「みりんぼし」が決して「味醂干し」ではないということを知っているだろうか? ようするに塩とたっぷりの砂糖で味つけされている。そこにつけ加えられているはずの味醂が成分表に見あたらない。他にあるのがアミノ酸(味の素など)と接着剤としてのデンプンである。そんなもんに「みりん」なんて言葉をつけたらアカンだろう???。今時流行の「スローフード」の信奉者なんて頭から角が生えてきそうだ。
 でも私、ぼうずコンニャクは大々的に公言するがこの味醂を使っていない「みりんぼし」が大好きなのだ。そしてこれを酒の肴にもしないし、ご飯のおかずにもしていない。それでは何時食べるのかというと口の寂しくなるアフタヌーンティーのときである。この「ティー」は当然、紅茶ではない。安い安い粉茶を濃く濃くいれて、その「茶菓子」として「みりんぼし」をむさぼるのだ。今回の九十九里片貝の丸山水産・丸山武志さんの「みりんぼし」は卸値が1袋100円。懐具合の寂しいお父さんでも2袋は買える。
 手をべとべとさせながら苦い茶と、甘い「みりんぼし」、「ワテはこれをやめられしまへん」なんて思わずため息と独り言が飛び出す。なんと日本茶にカタクチイワシの「みりんぼし」が合うのだろう。ひょっとしたら岡山の「大手まんじゅう」よりも吹雪まんじゅうよりも上かも知れない。少しだけつけ加えると子供のおやつにポテトチップスやスナック類を選ぶくらいなら、九十九里の「みりんぼし」の方が身体にはいいぞ!

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丸山水産・丸山武志 千葉県山武郡九十九里町片貝6822
posted by ぼうずコンニャク at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 水産会社、加工品図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月4日(火曜)の市場便り

 市場の殺風景な入り口から、貝の売り場にまできて、そのとなりに鈴木さんが集めてきているのが葉蘭【はらん 弁当で食べ物のしきりにする。また寿司や刺身の飾りに使う】、ヒバ【魚などの盛り合わせ、また贈答用の鮮魚の下に敷く】、坂本菊【坂本とは滋賀県比叡山入り口の坂本であると思える。明智光秀が初めて城持ち大名になった場所。ここでとれた小菊ということか? 食べられないのでまったくの飾り】、穂紫蘇【青じその花芽である。これは香りがよく、刺身の妻。青じその穂は本来夏か秋に出る物。総て温室での栽培】、大葉【青じそ】、赤芽【タデの芽、これも刺身の妻】、笹【寿司などをもるのに使ったり、蒸しものをのせたり、また料理を巻いたりもする】などが所狭しと並んでいる。これは明らかに荷が少ないため。

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 近海、特種ともにめぼしいものが皆無。

 諦めて『海老辰』には、青森産かき【ミネフジツボ 青森ではこれを「かき」と呼ぶ。本来天然物をとっていたが細々とだが養殖もされている。大きくなるフジツボでキロ/3000円もする。この重さのほとんどは食べられない周殻と呼ばれる部分、可食部の値段は魚貝類一高い】。

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市場魚貝類図鑑のミネフジツボへ
http://www.zukan-bouz.com/koukakurui/mankyaku/fujitubo.html

 脇に大分産だというハマグリ【昔は日本全国の内湾に無数にいた二枚貝。現在では絶滅危惧種。まさかハマグリが絶滅するとは思っていない人が多いかも知れぬが、このまま自然破壊の大好きな国土交通省や農林水産省のやり方を通すと間違いなく死滅する】があり、種がわからない。大分ならハマグリであるかも? でも形からするとなんか変だ。
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市場魚貝類図鑑のハマグリへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/hamaguri/hamaguri.html

 青森県八戸市「かねと水産」からキタムラサキウニ【北方系のムラサキウニ。身の色合いが薄く黄色い。剥いた物は弁当箱型の木箱にはいって「白」と呼ばれる。高価なもの】。

 八王子綜合卸売センター『総市水産』には千葉県鴨川から巻き網でとったと思われるわらさ【ブリの50センチから70センチほどのもの】。この天然のブリの若魚もっと食べれれていいし、値段が安すぎる。

 八王子綜合卸売センター『河辺ハム』の前を通ると見事な和牛がある。どうせ高いだろうなと冷やかさずに通り過ぎる。『河辺ハム』は目立たない肉屋だが凄い和牛を持ってくる。過去にここで凄いステーキ肉を買ったことがある。うまいぞ!

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『市場寿司 たか』でエゾフネガイ、ホッカイエビの握りを撮影。ともに美味。
posted by ぼうずコンニャク at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 市場図鑑・市場案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

ウミタナゴ科を改訂

アオタナゴのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/suzuki2/umitanago/aotanago.html


掲載種 1715
posted by ぼうずコンニャク at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 改訂他のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする