またうまいもんの情報お待ちしてます。
2006年06月30日
ブログを整理しています
ぼうずコンニャクです。「お魚三昧日記」があまりにも膨大になったためにブログを5つに増やしているところです。酒、うまいもん、野菜などを独立させます。まあ独立完了に1年くらいかかると思いますのでご容赦を。
またうまいもんの情報お待ちしてます。
またうまいもんの情報お待ちしてます。
源七の若だんな、アサリをむく
東京湾などではアサリの産卵期は春と秋に2回ある。それで春に産卵を終えたアサリが盛んにエサの浮遊有機物を食べて、身を太らせてくるのが夏なのである。だから「春は貝」というがアサリに限っては「夏も貝」なのだ。
源七の若だんなの前、ザルにある黒っぽいアサリは船橋沖三番瀬でとれたもの。東京湾も三番瀬、木更津、富津と産地が続き、今さかんにアサリ漁が行われている。
三番瀬でアサリの漁があると船橋っ子の若だんななどは時間を見つけてはアサリをむくのだけれど、このむき身が絶品である。市場では産地不明のアサリのむき身が袋に入れられて売っているのだが、時間が経てば経つほどに苦みが出る。だからアサリはむきたてがいい。
剥いたばかりのを育ちすぎた梅雨三つ葉の茎と合わせてかき揚げに、醤油、味噌仕立て好みのままに汁にしてぶっかけめしに、また炊き込んで深川めしに。深川めしに二通りの作り方があり、汁かけめしというのもそう言えば「深川めし」であった。めしと言えば、アサリのむき身をゴボウ、ニンジン、油揚げなどと酢(これは好みだ)、醤油、酒、砂糖で煮て、混ぜご飯もうまいぞ。
またまた軽く茹でて和え物や、今風ならサラダもいい。また単に茹でて生醤油・ショウガというのもうまいのだ。酒がすすむ。ついでについでにスパゲッティを茹でながら、トマトをコンカッセ(やや小振りの角切り)に切っておく、アルデンテ以上に硬めに茹で上がったばかりのスパゲッティに大量のむき身を混ぜ、少し置き、オリーブオイル、コンカッセを投入というのもうまい。アサリの柳川、みそ焼き、茹でてなめろう、グラタンもうまいぞ。
いかん朝飯を食ったばかりなのに腹が減った。
「若だんな、うまそうだな」
「うまそうなら買ってけよ」
「だめなんだ。さっきアサリ買ったばかりだ」
「おめーはいつも間の悪いヤツだな」
大きなお世話だ。

八王子魚市場内『源七』にて
市場魚貝類図鑑のアサリへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/marusudaregai/asari.html
源七の若だんなの前、ザルにある黒っぽいアサリは船橋沖三番瀬でとれたもの。東京湾も三番瀬、木更津、富津と産地が続き、今さかんにアサリ漁が行われている。
三番瀬でアサリの漁があると船橋っ子の若だんななどは時間を見つけてはアサリをむくのだけれど、このむき身が絶品である。市場では産地不明のアサリのむき身が袋に入れられて売っているのだが、時間が経てば経つほどに苦みが出る。だからアサリはむきたてがいい。
剥いたばかりのを育ちすぎた梅雨三つ葉の茎と合わせてかき揚げに、醤油、味噌仕立て好みのままに汁にしてぶっかけめしに、また炊き込んで深川めしに。深川めしに二通りの作り方があり、汁かけめしというのもそう言えば「深川めし」であった。めしと言えば、アサリのむき身をゴボウ、ニンジン、油揚げなどと酢(これは好みだ)、醤油、酒、砂糖で煮て、混ぜご飯もうまいぞ。
またまた軽く茹でて和え物や、今風ならサラダもいい。また単に茹でて生醤油・ショウガというのもうまいのだ。酒がすすむ。ついでについでにスパゲッティを茹でながら、トマトをコンカッセ(やや小振りの角切り)に切っておく、アルデンテ以上に硬めに茹で上がったばかりのスパゲッティに大量のむき身を混ぜ、少し置き、オリーブオイル、コンカッセを投入というのもうまい。アサリの柳川、みそ焼き、茹でてなめろう、グラタンもうまいぞ。
いかん朝飯を食ったばかりなのに腹が減った。
「若だんな、うまそうだな」
「うまそうなら買ってけよ」
「だめなんだ。さっきアサリ買ったばかりだ」
「おめーはいつも間の悪いヤツだな」
大きなお世話だ。

八王子魚市場内『源七』にて
市場魚貝類図鑑のアサリへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/marusudaregai/asari.html
2006年06月29日
リンクのページを改訂
リンクのページを改訂しました。まだリンクしなければならないサイトは多いのですが、今回はこれまで。
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/rinkmokuji.html
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/rink/rinkmokuji.html
茂さん、梅雨にサバで悩む
八王子並木町、甲州街道沿いの『魚茂』さん、マサバの前で悩みに悩む。結局、一箱分のマサバを取りだして、また悩んで「どうしようかな」。
「茂さん、悩むことないだろ。もうよくなってきてないか」
「そう思うだろ、ほらこれ見てみな」
2本箱から出して見せる。左は腹が軟らかく、
「これはまだ産卵してないか、したところ。こっちはいいだろ」
この問題ありのマサバが2本、3本混ざってる。
「これ使えないよな」
「でも茂さん(先代)待ってるだろう」
「そうなんだよ、おじいちゃんのこと考えると」
並木町『魚茂』の「茂」は先代の名前。面白いのは当代・和智潮は市場では「茂」さんっと呼ばれ、帰ったら締め鯖名人の茂じいさんが待ちかまえているのだ。
「仕方ないな。じいさんのために仕入れるかな」
ここで市場のダイちゃん、
「お買いあげ、ありがとうございました〜」
春に産卵するマサバやマイワシは産卵期が場所や群によってずれていて、本来この時期には回復しているはずでも「遅れているヤツがいるんだよね」と魚屋の目は厳しいのだ。しかも魚屋にとって致命傷なのはマサバなどで産卵間近、産卵直後のものは煮つけや塩焼き用にも売れない、まるまる損をしてしまうもの。その分を値段に転化出来るかと言えば、茂さんなんて出来ないタイプなので悩んでいるのだ。
こんなささいなことだが、大型スーパーにはできないこと、こんなことを大切に「魚選び」をするから魚屋の存在理由があるのだ。
ちなみに『魚茂』の締め鯖、こはだはまことにうまいのだ。

市場魚貝類図鑑のマサバへ
http://www.zukan-bouz.com/saba/saba/saba.html
「茂さん、悩むことないだろ。もうよくなってきてないか」
「そう思うだろ、ほらこれ見てみな」
2本箱から出して見せる。左は腹が軟らかく、
「これはまだ産卵してないか、したところ。こっちはいいだろ」
この問題ありのマサバが2本、3本混ざってる。
「これ使えないよな」
「でも茂さん(先代)待ってるだろう」
「そうなんだよ、おじいちゃんのこと考えると」
並木町『魚茂』の「茂」は先代の名前。面白いのは当代・和智潮は市場では「茂」さんっと呼ばれ、帰ったら締め鯖名人の茂じいさんが待ちかまえているのだ。
「仕方ないな。じいさんのために仕入れるかな」
ここで市場のダイちゃん、
「お買いあげ、ありがとうございました〜」
春に産卵するマサバやマイワシは産卵期が場所や群によってずれていて、本来この時期には回復しているはずでも「遅れているヤツがいるんだよね」と魚屋の目は厳しいのだ。しかも魚屋にとって致命傷なのはマサバなどで産卵間近、産卵直後のものは煮つけや塩焼き用にも売れない、まるまる損をしてしまうもの。その分を値段に転化出来るかと言えば、茂さんなんて出来ないタイプなので悩んでいるのだ。
こんなささいなことだが、大型スーパーにはできないこと、こんなことを大切に「魚選び」をするから魚屋の存在理由があるのだ。
ちなみに『魚茂』の締め鯖、こはだはまことにうまいのだ。

市場魚貝類図鑑のマサバへ
http://www.zukan-bouz.com/saba/saba/saba.html
2006年06月28日
青春の味「ちくわ天」をウスターソースで食うのだ
なぜなんでしょうね、居酒屋で竹輪の天ぷらを食べてから大好物になってしまって、独身なのに朝ご飯にちくわの天ぷらを食べていた。考えてみると学校を卒業してすぐのことだからかれこれ25年も前のことだ。
徳島で竹輪というと竹ちくわ。弾力のあるもので生のまま食べるのが普通。それが上京して出合ったのが地が灰色で皮が火ぶくれになって焦げているもの。これは生じゃまずい。でもおでんの竹輪はうまいんだな、とは思っていた。そんなときに四谷の居酒屋で食べたのが竹輪天である。
この竹輪天、近所の居酒屋「開花」がイヤイヤ作ってくれるが、その言い草がいい。「嫌だね。オレ嫌い。こんなもの料理じゃない」。それじゃメニューから外せばいいようなものの「意外に人気があってさ」だって。それほどにざっかけない庶民的な味わいなのだ。
竹輪は斜めに輪切りにする。居酒屋などでは経て半分に切っているが、あれは嫌い。それに小麦粉をつけて、小麦粉だけの衣で揚げる。出来るだけ衣を厚くつけて揚げるのが好きなのだけど、最近はカロリーが高くなるのでやめた。これにウスターソースが合うのだ。絶対に醤油や天つゆなどで食べてはいけない。ちくわ天には絶対に、間違いなくウスターソースをじゃぼじゃぼかけて食わねばならない。うまいぞ〜!
徳島で竹輪というと竹ちくわ。弾力のあるもので生のまま食べるのが普通。それが上京して出合ったのが地が灰色で皮が火ぶくれになって焦げているもの。これは生じゃまずい。でもおでんの竹輪はうまいんだな、とは思っていた。そんなときに四谷の居酒屋で食べたのが竹輪天である。
この竹輪天、近所の居酒屋「開花」がイヤイヤ作ってくれるが、その言い草がいい。「嫌だね。オレ嫌い。こんなもの料理じゃない」。それじゃメニューから外せばいいようなものの「意外に人気があってさ」だって。それほどにざっかけない庶民的な味わいなのだ。
竹輪は斜めに輪切りにする。居酒屋などでは経て半分に切っているが、あれは嫌い。それに小麦粉をつけて、小麦粉だけの衣で揚げる。出来るだけ衣を厚くつけて揚げるのが好きなのだけど、最近はカロリーが高くなるのでやめた。これにウスターソースが合うのだ。絶対に醤油や天つゆなどで食べてはいけない。ちくわ天には絶対に、間違いなくウスターソースをじゃぼじゃぼかけて食わねばならない。うまいぞ〜!
2006年06月27日
キハッソクのページを追加
愛媛県愛南町深浦の中田親さんからキハッソクをいただきました。
ありがとうございました。
さっそく撮影するとともに掲載をさせていただきました。
市場魚貝類図鑑のキハッソクへ
http://www.zukan-bouz.com/hata/sonota/kihassoku.html
掲載種1774
ありがとうございました。
さっそく撮影するとともに掲載をさせていただきました。
市場魚貝類図鑑のキハッソクへ
http://www.zukan-bouz.com/hata/sonota/kihassoku.html
掲載種1774
2006年06月25日
鯛の粕漬けとアラスカメヌケ
市場で「鯛の粕漬け」と呼ばれるものがあって、この原料がアラスカメヌケ、もしくは大西洋でとれる「目抜け類」のモトアカウオなのである。これらはカサゴ目メバル属の魚であって間違ってもタイの仲間ではないが今でも下町の食堂などに行くと「鯛かす定食850円」などと品書きにある。
この「鯛かす」は決して商品名でもなければ、実際に市場で「鯛粕漬け」というものを探しても見つかるわけがない。これは40代以上の市場関係者、もしくは昔ながらの食堂だけで通用する言葉。今では「鯛かす」はなくて総て「赤魚の粕漬け」となっている。すなわち食堂でも「あこう」、もしくは「赤魚」くださいと言うところ、未だに昔のまま「鯛かす」でも通用する。
この「赤魚の粕漬け」が「鯛の粕漬け」と呼ばれていたのは、どれぐらい前までなんだろう。明らかに戦後北洋漁業が盛んになってアラスカメヌケなどがふんだんにとれていたとき、加工されていろんな商品名で流通したのだろう。そこで粕漬けにしたときに……アラスカメヌケ=アコウダイの仲間=あこう鯛の粕漬け=「鯛」の粕漬け……と言葉が推移した。「あこう」が小さくて「鯛の粕漬け」が大きく表示されて「鯛かす」と呼ばれていた例は実際にみている。これは彼のJAS法以前までのこと。それ以前に堂々と「鯛の粕漬け」という商品名があったのかは実は知らない。この歴史も面白そうだ。
さて、この「鯛かす定食」もしくは食堂で「鯛かす」を注文するのは年間一度か二度。めったに食べないのだが、ないと寂しい。そしてなぜか自宅では決して食べないのが「赤魚の粕漬け」である。粕漬けは焦げやすく家庭では焼けないなんて思っている方も多いかと思うが、魚焼き器にレンガを乗せて金ぐしを使うといとも簡単に美しく焼ける。もっと自宅で食べてもいいのに不思議なことだ。
味わいは、さすがにカサゴの仲間だけあり白身の上品な味わいで、脂がのってうまい。ご飯にもあうのもで、自宅でももっと食べようかと思っている。でもこれが朝ご飯に出るとふと下町の場末の食堂を思い出しそうで嫌かも知れない。

八王子総合卸売協同組合「光陽」にて
市場魚貝類図鑑のアラスカメヌケへ
http://www.zukan-bouz.com/kasago/mebaru/arasukamenuke.html
この「鯛かす」は決して商品名でもなければ、実際に市場で「鯛粕漬け」というものを探しても見つかるわけがない。これは40代以上の市場関係者、もしくは昔ながらの食堂だけで通用する言葉。今では「鯛かす」はなくて総て「赤魚の粕漬け」となっている。すなわち食堂でも「あこう」、もしくは「赤魚」くださいと言うところ、未だに昔のまま「鯛かす」でも通用する。
この「赤魚の粕漬け」が「鯛の粕漬け」と呼ばれていたのは、どれぐらい前までなんだろう。明らかに戦後北洋漁業が盛んになってアラスカメヌケなどがふんだんにとれていたとき、加工されていろんな商品名で流通したのだろう。そこで粕漬けにしたときに……アラスカメヌケ=アコウダイの仲間=あこう鯛の粕漬け=「鯛」の粕漬け……と言葉が推移した。「あこう」が小さくて「鯛の粕漬け」が大きく表示されて「鯛かす」と呼ばれていた例は実際にみている。これは彼のJAS法以前までのこと。それ以前に堂々と「鯛の粕漬け」という商品名があったのかは実は知らない。この歴史も面白そうだ。
さて、この「鯛かす定食」もしくは食堂で「鯛かす」を注文するのは年間一度か二度。めったに食べないのだが、ないと寂しい。そしてなぜか自宅では決して食べないのが「赤魚の粕漬け」である。粕漬けは焦げやすく家庭では焼けないなんて思っている方も多いかと思うが、魚焼き器にレンガを乗せて金ぐしを使うといとも簡単に美しく焼ける。もっと自宅で食べてもいいのに不思議なことだ。
味わいは、さすがにカサゴの仲間だけあり白身の上品な味わいで、脂がのってうまい。ご飯にもあうのもで、自宅でももっと食べようかと思っている。でもこれが朝ご飯に出るとふと下町の場末の食堂を思い出しそうで嫌かも知れない。

八王子総合卸売協同組合「光陽」にて
市場魚貝類図鑑のアラスカメヌケへ
http://www.zukan-bouz.com/kasago/mebaru/arasukamenuke.html
沼津から来た巨大アカヤガラ
八王子総合卸売協同組合、丸幸水産の店頭に驚くべき大きさのアカヤガラが鎮座している。これぐらい大きいと白身でも脂ものっていそうだ。また初夏から秋にかけて比較的水揚げをみるのがアカヤガラ、旬もこの時期である。
クマゴロウに、
「どこから来たの」
と聞くと、ごそごそとパッチを取りだしてきて
「魚林だって、沼津だよ〜ん」
このアカヤガラの重さが4.4キロ。大きさをみようとして持ち上げようとすると
「それ幾らするか知ってる。言わないけど、なんかあったら買ってもらうからな」
嫌なこと言うなよクマゴロウ。
パッチの「魚林」が気になって沼津の仲買「山丁」菊地利雄さんに問い合わせると、
「それは三宅島近海の引き縄であがったやつですね。『魚林』というのは会ったことあるでしょ。そのー、林家こぶ平に似ている」
と言われてすぐに顔が思い浮かんだ(注/魚林さん、いい男なので誤解なきよう)。「魚林」さんというのは凄い魚を持ってきてくれるんだな、と改めて知る。またこれほどのアカヤガラがとれていると思うと、途端にまた沼津に行きたくなる。
今、何があがってるんだろうな沼津では。ちなみにこの魚、前日沼津魚市場にあがり、翌日には川崎の市場、そして八王子総合卸売協同組合に来ているのだ。

市場魚貝類図鑑のアカヤガラへ
http://www.zukan-bouz.com/fish/togeuo/akayagara.html
クマゴロウに、
「どこから来たの」
と聞くと、ごそごそとパッチを取りだしてきて
「魚林だって、沼津だよ〜ん」
このアカヤガラの重さが4.4キロ。大きさをみようとして持ち上げようとすると
「それ幾らするか知ってる。言わないけど、なんかあったら買ってもらうからな」
嫌なこと言うなよクマゴロウ。
パッチの「魚林」が気になって沼津の仲買「山丁」菊地利雄さんに問い合わせると、
「それは三宅島近海の引き縄であがったやつですね。『魚林』というのは会ったことあるでしょ。そのー、林家こぶ平に似ている」
と言われてすぐに顔が思い浮かんだ(注/魚林さん、いい男なので誤解なきよう)。「魚林」さんというのは凄い魚を持ってきてくれるんだな、と改めて知る。またこれほどのアカヤガラがとれていると思うと、途端にまた沼津に行きたくなる。
今、何があがってるんだろうな沼津では。ちなみにこの魚、前日沼津魚市場にあがり、翌日には川崎の市場、そして八王子総合卸売協同組合に来ているのだ。

市場魚貝類図鑑のアカヤガラへ
http://www.zukan-bouz.com/fish/togeuo/akayagara.html
2006年06月22日
相馬市原釜漁港でみた貝
福島県で捕れる貝は主に北方系のもの。ホタテなど南限に近いし、またチヂミエゾボラなどエゾバイ科が多いのも特徴である。今回は底引きで揚がった貝を列挙していく。

まず二枚貝。
●ホタテガイ/東北以北に棲息する。天然養殖と市場で見かけるものは総て稚貝を人工的に生産したもの。福島では量はまとまらないが、総て純天然ものなのではないかと思う。
市場魚貝類図鑑のホタテガイへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/itaya/hotate.html
●ウバガイ/ほっきがい 鹿島灘、日本海北部以北に棲息。市場では色が黒くて大きい物が高い。また寿司ネタにするときに湯引きするのだが、熱で赤くなる。この赤身が強いのがいいとされる。

市場魚貝類図鑑のウバガイへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/bakagai/ubagai.html
巻き貝は今回は総てエゾバイ科だった。
●シライトマキバイ/今回いちばん多く見かけた。銚子以北に棲息。北海道では「灯台つぶ」と呼ぶ。値の安いもので、味がいいのでお買い得。刺身にも煮物にもなる。

市場魚貝類図鑑のシライトマキバイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/buccinum/siraitomaki.html
●ネジボラ/銚子以北道東くらいまでの太平洋側に棲息。これも福島県では漁獲量の多いもの。刺身、煮ものになるが値は安い。
●ネジヌキバイ/銚子以北ベーリング海まで棲息。味わい、値段などはネジボラと同じ。

市場魚貝類図鑑のネジボラへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/japelion/nejibora.html
市場魚貝類図鑑のネジヌキバイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/japelion/nejinukibai.html
●ナガバイ/銚子以北の太平洋側、オホーツク海に棲息。大型になる割に人気がない。味はよくお買い得。

市場魚貝類図鑑のナガバイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/sonotaezobai/nagabai.html
●チヂミエゾボラ/日本海、鹿島灘以北の太平洋側に棲息。新潟などでは評価が高く値段もいい。またNeputuneaエゾボラの仲間としてももっとも味のいいもの。福島では新潟などと比べて値段が安い。

市場魚貝類図鑑のチヂミエゾボラへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/ezobora/tidimiezobora.html
●ヒメエゾボラ/日本海、鹿島灘以北、北海道の浅い場所でとれる。北海道で単につぶというとこれ。福島から三陸、根室にかけてもっともありふれたもの。焼きつぶなどは、ほとんどこれが材料。関東などでは「焼きつぶ」をあまり作らないがもったいない話だ。
市場魚貝類図鑑のヒメエゾボラへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/ezobora/himeezobora.html
●エゾボラモドキ/鹿島灘、丹後半島以北に棲息。北海道などではBつぶとされるもの。非常に味はいいものの真つぶ(エゾボラ)よりも安い。

市場魚貝類図鑑のエゾボラモドキへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/ezobora/ezoboramodoki.html
●モスソガイ/瀬戸内海以北に棲息する。一般的にはおでんや煮つぶにする。
市場魚貝類図鑑のモスソガイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/sonotaezobai/mosusogai.html

まず二枚貝。
●ホタテガイ/東北以北に棲息する。天然養殖と市場で見かけるものは総て稚貝を人工的に生産したもの。福島では量はまとまらないが、総て純天然ものなのではないかと思う。
市場魚貝類図鑑のホタテガイへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/itaya/hotate.html
●ウバガイ/ほっきがい 鹿島灘、日本海北部以北に棲息。市場では色が黒くて大きい物が高い。また寿司ネタにするときに湯引きするのだが、熱で赤くなる。この赤身が強いのがいいとされる。

市場魚貝類図鑑のウバガイへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/bakagai/ubagai.html
巻き貝は今回は総てエゾバイ科だった。
●シライトマキバイ/今回いちばん多く見かけた。銚子以北に棲息。北海道では「灯台つぶ」と呼ぶ。値の安いもので、味がいいのでお買い得。刺身にも煮物にもなる。

市場魚貝類図鑑のシライトマキバイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/buccinum/siraitomaki.html
●ネジボラ/銚子以北道東くらいまでの太平洋側に棲息。これも福島県では漁獲量の多いもの。刺身、煮ものになるが値は安い。
●ネジヌキバイ/銚子以北ベーリング海まで棲息。味わい、値段などはネジボラと同じ。

市場魚貝類図鑑のネジボラへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/japelion/nejibora.html
市場魚貝類図鑑のネジヌキバイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/japelion/nejinukibai.html
●ナガバイ/銚子以北の太平洋側、オホーツク海に棲息。大型になる割に人気がない。味はよくお買い得。

市場魚貝類図鑑のナガバイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/sonotaezobai/nagabai.html
●チヂミエゾボラ/日本海、鹿島灘以北の太平洋側に棲息。新潟などでは評価が高く値段もいい。またNeputuneaエゾボラの仲間としてももっとも味のいいもの。福島では新潟などと比べて値段が安い。

市場魚貝類図鑑のチヂミエゾボラへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/ezobora/tidimiezobora.html
●ヒメエゾボラ/日本海、鹿島灘以北、北海道の浅い場所でとれる。北海道で単につぶというとこれ。福島から三陸、根室にかけてもっともありふれたもの。焼きつぶなどは、ほとんどこれが材料。関東などでは「焼きつぶ」をあまり作らないがもったいない話だ。
市場魚貝類図鑑のヒメエゾボラへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/ezobora/himeezobora.html
●エゾボラモドキ/鹿島灘、丹後半島以北に棲息。北海道などではBつぶとされるもの。非常に味はいいものの真つぶ(エゾボラ)よりも安い。

市場魚貝類図鑑のエゾボラモドキへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/ezobora/ezoboramodoki.html
●モスソガイ/瀬戸内海以北に棲息する。一般的にはおでんや煮つぶにする。
市場魚貝類図鑑のモスソガイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/sonotaezobai/mosusogai.html
2006年06月21日
檜原村へ木イチゴをとりに
朝方、市場を歩いていて突然都心に出なくても済むこととなった。こんなときには無駄歩きの旅に出るのだがあいにく家人が家にいる。仕方なく「今日、出なくてよくなったんだけど」というと何も言わないで外出の支度。当然、クルマを用意しろ、と顔がもの申している。向かうのは檜原村である。午後に予定があり、限られた時間ではあるが家人の頭脳にはもう木イチゴのことだけ。
秋川街道を五日市(あきる野市)に。秋川ではアユ釣り師の姿が見える。檜原街道、黒茶屋を通り過ぎて杉木立の中を檜原村に入り、南秋川にそって遡る。

これは種はわからないがウツギ科の花

これはたぶんマタタビ
いつもの谷沿いの道まできてクルマを止めて歩き始める。モミジイチゴ、クマイチゴを探して登るが一向に見つからない。谷沿いの道にはガやチョウがが飛び交い。ふっと甘い香りがして見上げるとスイカズラが満開だ。そのスイカズラに大きなクロアゲハがしきりに蜜を吸っている。マタタビのつぼみがふくらみ。ウツギの白い花が放恣なまでにほころびて見える。

つかまえたトンボの種がわからない
少し歩くと汗ばむほど、木々草木からは大量の湿度と甘い香りが吐き出されて、まさに夏至前日である。
散々、木イチゴを探したが見つからず、谷川に下りる。すぐに網を岸沿いの草の下に差し入れてガサガサと足で踏むとアブラハヤが2匹飛び出してくる。上流に上がるたびにアブラハヤをすくい、きれいな個体を撮影しては逃がしてやる。

この谷にはアブラハヤしかいない
ほどなく目に前に現れたのが大きなクマイチゴの木。鋭い棘に手首をひっかかれながらもひとつぶ。深紅のイチゴを一年ぶりに口に入れる。酸味と甘味が舌の上ではじける。そしてクマイチゴ独特の渋み。この渋みがあるからこそクマイチゴはうまいのだな、と改めて思う。枝にあるイチゴを6割ほどつんで、またクマイチゴの木がある。そしてまた上流に登ると右手にモミジイチゴ、左手にクマイチゴ。
モミジイチゴは、ただただ芳醇で甘く酸っぱい。渋みがない分、もの足りなく感じるが家人はモミジイチゴを目差してここまで来たのだ。このモミジイチゴ年々とれなくなる。

クマイチゴ

モミジイチゴ
両手いっぱいの木イチゴをすぐにホワイトリカーに漬けて山を下りる。
途中、檜原の特産物を売る柏木野の『やまぶき屋』でハチクの竹の子を買う。そのままゆっくり道を下って五日市(あきる野市)のもどり戸倉の『山味茶屋』でおいしいうどんを食べて空腹感を満たした。ここのうどんは絶品である。

ハチク、マダケが並ぶ、『やまぶき屋』
ついでに近くの『喜正』で辛口本醸造1升、八王子市川口の豆腐工房『三河屋』でもめん豆腐2丁を買い2時半に帰宅。
秋川街道を五日市(あきる野市)に。秋川ではアユ釣り師の姿が見える。檜原街道、黒茶屋を通り過ぎて杉木立の中を檜原村に入り、南秋川にそって遡る。

これは種はわからないがウツギ科の花

これはたぶんマタタビ
いつもの谷沿いの道まできてクルマを止めて歩き始める。モミジイチゴ、クマイチゴを探して登るが一向に見つからない。谷沿いの道にはガやチョウがが飛び交い。ふっと甘い香りがして見上げるとスイカズラが満開だ。そのスイカズラに大きなクロアゲハがしきりに蜜を吸っている。マタタビのつぼみがふくらみ。ウツギの白い花が放恣なまでにほころびて見える。

つかまえたトンボの種がわからない
少し歩くと汗ばむほど、木々草木からは大量の湿度と甘い香りが吐き出されて、まさに夏至前日である。
散々、木イチゴを探したが見つからず、谷川に下りる。すぐに網を岸沿いの草の下に差し入れてガサガサと足で踏むとアブラハヤが2匹飛び出してくる。上流に上がるたびにアブラハヤをすくい、きれいな個体を撮影しては逃がしてやる。

この谷にはアブラハヤしかいない
ほどなく目に前に現れたのが大きなクマイチゴの木。鋭い棘に手首をひっかかれながらもひとつぶ。深紅のイチゴを一年ぶりに口に入れる。酸味と甘味が舌の上ではじける。そしてクマイチゴ独特の渋み。この渋みがあるからこそクマイチゴはうまいのだな、と改めて思う。枝にあるイチゴを6割ほどつんで、またクマイチゴの木がある。そしてまた上流に登ると右手にモミジイチゴ、左手にクマイチゴ。
モミジイチゴは、ただただ芳醇で甘く酸っぱい。渋みがない分、もの足りなく感じるが家人はモミジイチゴを目差してここまで来たのだ。このモミジイチゴ年々とれなくなる。

クマイチゴ

モミジイチゴ
両手いっぱいの木イチゴをすぐにホワイトリカーに漬けて山を下りる。
途中、檜原の特産物を売る柏木野の『やまぶき屋』でハチクの竹の子を買う。そのままゆっくり道を下って五日市(あきる野市)のもどり戸倉の『山味茶屋』でおいしいうどんを食べて空腹感を満たした。ここのうどんは絶品である。

ハチク、マダケが並ぶ、『やまぶき屋』
ついでに近くの『喜正』で辛口本醸造1升、八王子市川口の豆腐工房『三河屋』でもめん豆腐2丁を買い2時半に帰宅。
2006年06月20日
6月19日(月曜)のこと
久しぶりの晴れ間、こんな時に限って忙しい。やるべきことは多く、しかも寝坊してしまって寝床から抜け出したときには、すでに夜は明けている。こまったことだ。
まあ、やっと6時に画像整理をすすめて福島県相馬市原釜港の保存を始める。思ったほどに収穫はない。むしろ、画像を見るに原釜漁港で働く「女達(こう表現するしかないのだ)」の魅力に圧倒される。彼女たちを見て街に出ると、そこら辺の女性達が色あせて見えてしまう。いい女を見たければ早朝に原釜に行くしかない。
朝食を作り始めてテレビをつけると、ワールドカップが行われているのを改めて知る。日本クロアチア戦引き分けなんだ。ははん? という感じ。
朝食は塩銀鮭、納豆、漬物、炒り卵、若布のみそ汁、ご飯。
明らかに手抜きだ。
八王子魚市場には8時半。驚くほど静かだ。まあ業者は帰った後で仕方がないか? 『源七』から『海老辰』にくると面白い物発見。なんとウミニナ、ヘナタリなどが発砲に蠢いている。「大分だよ」としかわからないが荷でウミニナなどを見るのは初めて。
八王子綜合卸売センター、八王子総合卸売協同組合でいろいろ買い物。魚貝類にめぼしいものがなくて『ビックリ屋』で赤ジソを見る。季節はまさに夏なのだ。『ビックリ屋』で水菜(旬ではないが)、博多長なす、厚揚げ。その前の『ケン水産』で麦いか(スルメイカの小さいもの)。
『市場寿司 たか』で無駄話をして帰宅する。

荷としてヘナタリ、ウミニナなどを見るのは初めて。ヘナタリなどは年々減少していて、大分は凄いなと思う
帰宅後、ウミニナ、ホソウミニナ、フトヘナタリ、ヘナタリを撮影。麦いかをさばいて、「いしる」と塩で漬ける。これを干すつもり。
昼食は麦いかをコチジャンで和えて、出汁をかけ回したもの。面倒なときはこれ便利。
11時過ぎに外出。蒸し暑くて自転車をこぐと汗ばむ。タケニグサはもうかなり大きくなっている。中央線では熟睡。気がつくとお茶の水の緑が目に飛び込んでくる。文化学園は工事のための覆いが造られ、解体間近のように見受ける。これでお茶の水の文化がひとつ消えるのだなと不愉快な気分になる。
お茶の水には9時前まで。やっと豊田に帰り着き、近所の『開花』。なんとこれが超満員。
「腹減ったな。ポテサラと刺身なにがある」
「さあ、なんだろうね」
奥の団体さんからたっぷり注文が来て無視。女将さんが
「近頃、こんなに混んだことないから、慣れないのよ。ごめんね」
やっと帰ってきて
「めじがあるじゃない」
顔で「ダメダメ」。
「ポテトサラダ」
「もうないよ」
「じゃあ、このトマトソースはなに」
「これ使ったのだす?」
「まあ、よろしくお願いします」

出てきたのはマカロニと鶏肉のトマトソース和え。さすがに洋食系はうまいな。でも後が続かない。なんとか冷や奴が出てきて、そこでまた出てこなくなる。
「ごめんね。ほんとにこんなにお客が来たの、久しぶりなのよ」と言われて帰宅する。
まあ、やっと6時に画像整理をすすめて福島県相馬市原釜港の保存を始める。思ったほどに収穫はない。むしろ、画像を見るに原釜漁港で働く「女達(こう表現するしかないのだ)」の魅力に圧倒される。彼女たちを見て街に出ると、そこら辺の女性達が色あせて見えてしまう。いい女を見たければ早朝に原釜に行くしかない。
朝食を作り始めてテレビをつけると、ワールドカップが行われているのを改めて知る。日本クロアチア戦引き分けなんだ。ははん? という感じ。
朝食は塩銀鮭、納豆、漬物、炒り卵、若布のみそ汁、ご飯。
明らかに手抜きだ。
八王子魚市場には8時半。驚くほど静かだ。まあ業者は帰った後で仕方がないか? 『源七』から『海老辰』にくると面白い物発見。なんとウミニナ、ヘナタリなどが発砲に蠢いている。「大分だよ」としかわからないが荷でウミニナなどを見るのは初めて。
八王子綜合卸売センター、八王子総合卸売協同組合でいろいろ買い物。魚貝類にめぼしいものがなくて『ビックリ屋』で赤ジソを見る。季節はまさに夏なのだ。『ビックリ屋』で水菜(旬ではないが)、博多長なす、厚揚げ。その前の『ケン水産』で麦いか(スルメイカの小さいもの)。
『市場寿司 たか』で無駄話をして帰宅する。

荷としてヘナタリ、ウミニナなどを見るのは初めて。ヘナタリなどは年々減少していて、大分は凄いなと思う
帰宅後、ウミニナ、ホソウミニナ、フトヘナタリ、ヘナタリを撮影。麦いかをさばいて、「いしる」と塩で漬ける。これを干すつもり。
昼食は麦いかをコチジャンで和えて、出汁をかけ回したもの。面倒なときはこれ便利。
11時過ぎに外出。蒸し暑くて自転車をこぐと汗ばむ。タケニグサはもうかなり大きくなっている。中央線では熟睡。気がつくとお茶の水の緑が目に飛び込んでくる。文化学園は工事のための覆いが造られ、解体間近のように見受ける。これでお茶の水の文化がひとつ消えるのだなと不愉快な気分になる。
お茶の水には9時前まで。やっと豊田に帰り着き、近所の『開花』。なんとこれが超満員。
「腹減ったな。ポテサラと刺身なにがある」
「さあ、なんだろうね」
奥の団体さんからたっぷり注文が来て無視。女将さんが
「近頃、こんなに混んだことないから、慣れないのよ。ごめんね」
やっと帰ってきて
「めじがあるじゃない」
顔で「ダメダメ」。
「ポテトサラダ」
「もうないよ」
「じゃあ、このトマトソースはなに」
「これ使ったのだす?」
「まあ、よろしくお願いします」

出てきたのはマカロニと鶏肉のトマトソース和え。さすがに洋食系はうまいな。でも後が続かない。なんとか冷や奴が出てきて、そこでまた出てこなくなる。
「ごめんね。ほんとにこんなにお客が来たの、久しぶりなのよ」と言われて帰宅する。
2006年06月19日
福島原釜漁港のカレイ類
福島県相馬市原釜にあがっていた魚でもっとも種類の多かったのはカレイ目の魚。市場数十メートルに渡って並ぶ白い腹は壮観としか言いようがない。これを見たままに列挙する。
まず、カレイ目ヒラメ科のヒラメ【千島列島以南、南シナ海まで棲息。市場で見られるのは養殖、天然ともに少なくない。値段は2000円(キロ当たり)以上。いいものでは1万円を超えることもある】。大は10キロ上が目白押し。産卵からやっと回復したばかりだろう。

旬ではないと思うが肉厚で寿司ネタなどにも充分使えそう(ヒラメ)
形のいいマコガレイ【九州は大分県、東シナ海から北海道南部まで棲息。初夏から秋までが旬。値段は状態によりマチマチ。活けものには非常に高価なものもある】。

こちらはこれからが旬(マコガレイ)
福島で「あかじがれい」と言われるマガレイ【中部日本から北、カラフトまで棲息。マコガレイよりも値が落ちる。味はいいのだがあまり刺身になることはない】はとれすぎと言った状況。

ちょっととれすぎかな(マガレイ)
卵を持っているのも見受けられる「やなぎ」ヤナギムシガレイ【北海道南部以南、東シナ海のやや深い海底に棲息。冬から初夏までの子持ちは非常に高価。主に焼き物にする】は非常に多く、「黒やなぎ」ヒレグロ【東シナ海から日本海、銚子から北、千島列島まで棲息。ヤナギムシガレイと比べて値段は遙かに安いが味はいい。三陸や北国では干物などに加工される】は少ない。「なめた」ババガレイ【東シナ海、日本海、駿河湾以北カラフト千島列島まで棲息。旬は秋から冬。この時期は高価。主に煮つけになる】も多い。

これは「黒やなぎ」と呼ばれるヒレグロ。場所によっては「ばばがれい」と呼ばれるから紛らわしい
またビックリするほど大きい「ほんだがれい」サメガレイ【日本各地で見られるがやはり東北以北に多いもの。味がいいのに外見の悪さから値が安い。今もっとも注目して欲しいカレイ】を揚げている船があって、見ていて壮観。

サメガレイはこれから売れ筋になる隠れたスター。今がお買い得
後は少ないながらイシガレイ【カラフトから台湾まで広く分布。旬の夏から秋にかけての活けは非常に高価なもの。ただし野締め(締めないで死んだもの)は値が安い】、ヌマガレイ【霞ヶ浦、福島県以北の汽水域、また浅い砂泥地に棲息。ほとんどの個体の目が左にある。ときにまとまってとれるが値段は安く味は今イチ。ただし活けの刺身は美味】、マツカワガレイ【茨城県以北の太平洋側と日本海北部から北に棲息。近年漁獲量が激減。養殖も行われている。カレイ中もっとも高価なもの】。

左がヌマガレイ、目の位置に注目。右がマツカワガレイ
以上10種が16日の原釜港で目に付いたもの。もっとあったかも知れない。
まず、カレイ目ヒラメ科のヒラメ【千島列島以南、南シナ海まで棲息。市場で見られるのは養殖、天然ともに少なくない。値段は2000円(キロ当たり)以上。いいものでは1万円を超えることもある】。大は10キロ上が目白押し。産卵からやっと回復したばかりだろう。

旬ではないと思うが肉厚で寿司ネタなどにも充分使えそう(ヒラメ)
形のいいマコガレイ【九州は大分県、東シナ海から北海道南部まで棲息。初夏から秋までが旬。値段は状態によりマチマチ。活けものには非常に高価なものもある】。

こちらはこれからが旬(マコガレイ)
福島で「あかじがれい」と言われるマガレイ【中部日本から北、カラフトまで棲息。マコガレイよりも値が落ちる。味はいいのだがあまり刺身になることはない】はとれすぎと言った状況。

ちょっととれすぎかな(マガレイ)
卵を持っているのも見受けられる「やなぎ」ヤナギムシガレイ【北海道南部以南、東シナ海のやや深い海底に棲息。冬から初夏までの子持ちは非常に高価。主に焼き物にする】は非常に多く、「黒やなぎ」ヒレグロ【東シナ海から日本海、銚子から北、千島列島まで棲息。ヤナギムシガレイと比べて値段は遙かに安いが味はいい。三陸や北国では干物などに加工される】は少ない。「なめた」ババガレイ【東シナ海、日本海、駿河湾以北カラフト千島列島まで棲息。旬は秋から冬。この時期は高価。主に煮つけになる】も多い。

これは「黒やなぎ」と呼ばれるヒレグロ。場所によっては「ばばがれい」と呼ばれるから紛らわしい
またビックリするほど大きい「ほんだがれい」サメガレイ【日本各地で見られるがやはり東北以北に多いもの。味がいいのに外見の悪さから値が安い。今もっとも注目して欲しいカレイ】を揚げている船があって、見ていて壮観。

サメガレイはこれから売れ筋になる隠れたスター。今がお買い得
後は少ないながらイシガレイ【カラフトから台湾まで広く分布。旬の夏から秋にかけての活けは非常に高価なもの。ただし野締め(締めないで死んだもの)は値が安い】、ヌマガレイ【霞ヶ浦、福島県以北の汽水域、また浅い砂泥地に棲息。ほとんどの個体の目が左にある。ときにまとまってとれるが値段は安く味は今イチ。ただし活けの刺身は美味】、マツカワガレイ【茨城県以北の太平洋側と日本海北部から北に棲息。近年漁獲量が激減。養殖も行われている。カレイ中もっとも高価なもの】。

左がヌマガレイ、目の位置に注目。右がマツカワガレイ
以上10種が16日の原釜港で目に付いたもの。もっとあったかも知れない。
2006年06月18日
サメエイなど軟骨魚類を改訂
ツマリツノザメのページを削除
ヤモリザメをニホンヤモリザメに改訂
http://www.zukan-bouz.com/sameei/torazame/yamorizame.html
ウチワザメのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/sameei/ei/sakatazame/utiwazame.html
マダラトビエイのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/sameei/ei/sonota/madaratobiei.html
ホシエイのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/sameei/ei/akaei/hosiei.html
掲載種 1773
ヤモリザメをニホンヤモリザメに改訂
http://www.zukan-bouz.com/sameei/torazame/yamorizame.html
ウチワザメのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/sameei/ei/sakatazame/utiwazame.html
マダラトビエイのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/sameei/ei/sonota/madaratobiei.html
ホシエイのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/sameei/ei/akaei/hosiei.html
掲載種 1773
倉敷市児島高洲のミル貝2種を味わう
倉敷市の陶芸家武内立爾さんから小振りだけれど活きのいいナミガイ(白みる)とミルクイが送られてきた。明日は旅という日でたった1杯の酒のアテとしてじっくり味わってみた。
水管、軟体、足と総て軽く茹でて、またミルクイとナミガイを並べて食べるなんてめったに出来ないこと。
さて、どちらがうまいか? なんてじっくり、じっくり味わってみて、おやっと気がついたら皿には一片の刺身も残っていない。
「おいしいと言えば、こっちかな」
家人が差すのはミルクイ。
「でもこの軟らかい部分もいいね」
これはナミガイの軟体部分。結局うまいうまいと食べてしまって「比べる」までには至っていない。
でも、やっぱりともに「うまい」のである、とだけ再確認。倉敷市児島高洲での潮干狩りではタイラギが終了して、これからはナミガイなんだな、と心巡らすと「倉敷に行きたし」とぞ思う。
武内さん、ありがとうございました。

市場魚貝類図鑑のナミガイへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/oonogai/namigai.html
市場魚貝類図鑑のミルクイへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/bakagai/mirukui.html
●倉敷市児島高洲の「からこと丸」のサイトへ
http://www.tamano.or.jp/usr/karakoto/siohigari.html
水管、軟体、足と総て軽く茹でて、またミルクイとナミガイを並べて食べるなんてめったに出来ないこと。
さて、どちらがうまいか? なんてじっくり、じっくり味わってみて、おやっと気がついたら皿には一片の刺身も残っていない。
「おいしいと言えば、こっちかな」
家人が差すのはミルクイ。
「でもこの軟らかい部分もいいね」
これはナミガイの軟体部分。結局うまいうまいと食べてしまって「比べる」までには至っていない。
でも、やっぱりともに「うまい」のである、とだけ再確認。倉敷市児島高洲での潮干狩りではタイラギが終了して、これからはナミガイなんだな、と心巡らすと「倉敷に行きたし」とぞ思う。
武内さん、ありがとうございました。

市場魚貝類図鑑のナミガイへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/oonogai/namigai.html
市場魚貝類図鑑のミルクイへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/bakagai/mirukui.html
●倉敷市児島高洲の「からこと丸」のサイトへ
http://www.tamano.or.jp/usr/karakoto/siohigari.html
2006年06月17日
福島県相馬市原釜から漁港便り
今回の原釜へは日本全国から魚貝類を取り寄せて、新しい流通の世界を造り出そうとするヘンリーブロスの江嶋さん、石川さんにのこのこついていく形である。すなわちお二人の産地を見て回る旅についていったのだ。ヘンリーブロスの起点のひとつ、銀座「黒尊」を出発したのが深夜0時過ぎ。さすがに銀座といえどもこの時刻は華やぎが冷めて、そこに雨が降りしく。

底引き網の船は早朝5時半、すでに入船していた
常磐自動車道、国道8号線と遠路原釜に到着したのが5時半のこと。すでに底引きの大型の船が着岸していて、元気いっぱいの原釜女たちが魚貝類を選別している。そのカゴには膨大な甘だこ(ヤナギダコ)、ヤナギムシガレイ、マガレイ、マコガレイ、ヒラメ、ウスメバル、アイナメ、カナガシラ、ホウボウ、マアナゴ。場内のあちらこちらにどろっと広がって置かれているのがマナマコ。なんどもなんどもぬめりをとる作業は繰り返されても、まだドロリとしている。これはどうも干しナマコになるのではないか? もしくは切りナマコだろうか?

甘だこはザルカゴに入れられ足でなんども踏みつけられ海水でぬめりを取る。かなりハードな作業を美しい女性がもくもくとこなしている。来るたびに思うのだが福島の港で見かける女性はみな魅力的。
このなかにマダラ、ケムシカジカ、とどき(サブロウ)、マフグ、ヌマガレイ、マツカワガレイ、ホシガレイ。大きなアカムツがあるかと思えば、ぽつんとアマダイ、
原釜では巻き貝は総てが「つぶ」となるのだが、この日見られたのはヒメエゾボラ、チジミエゾボラ、ヒメエゾボラモドキ、シライトマキバイ、ナガバイ、ネジボラ。いつもたくさん落ちているチシマガイが今日は1個だけ、ホタテガイが少し。スルメイカはやはり少なく、形のいいのはすでに発砲に並べられている。
原釜の底引きも6月一杯で2ヶ月の禁漁に入る。言うなれば最盛期ではないのだが、いちばんたくさんの底引き船が入船するのが金曜日である。7時過ぎにはだだっ広い底引きの競り場が隙間なく埋められてしまっている。
その端っこに、ほっき(ウバガイ)の水揚げが始める。ほっきの船がもどるたびに大急ぎで貝殻にキズのあるもの壊れているのを選別される。そして壊れているのはこれまた大急ぎで貝殻を剥かれる。この作業はなんだか見ていて楽しそうだ。老いも若きも、男女関係なく黙々と貝殻を剥いているのだが、そこには穏やかな笑顔が浮かんでいる。今日は豊漁なのだろうか?

L字形の縦長の広い部分に当たるのが底引き網の選別競り場だとしたら、底辺のややこぢんまりした場所に入ってくるのが刺し網の小型船。こちらには活けのマコガレイ、マサバ、いなだ(ブリの幼魚)、ヒラマサ、ガンギエイの仲間、マガレイ。

底引きの魚の競りが始まっている。競りは並んだカゴに競り人が番号つきの紙に値段を書いて入れていくもの。魚貝類を整理、並べる喧噪から、競りが始めると底だけに静寂な時間が訪れる。競りの結果も入れた値の紙をたんたんとひっくり返して終了となる。競りが終わると、すぐに片づけられ、また後から入港してきた船が魚貝類を並べていく。


そのなかで競り場の端っこに集められてきたのがアブラツノザメ。これを剥きざめにして出荷するのだ。
漁港には11時前まで外は大雨。慌ただしく南下する国道は深い水たまりが出来てしまって、危険極まりない。また睡眠不足で疲れはピークとなっている。楢葉町まで来て、「道の駅ならは」の温泉につかって一休み。銀座まで帰り着いたのが5時前である。疲労困憊で有楽町に向かう途中、ちょいとガード下でいっぱい。
帰宅は7時過ぎとなる。疲れたぞ!

底引き網の船は早朝5時半、すでに入船していた
常磐自動車道、国道8号線と遠路原釜に到着したのが5時半のこと。すでに底引きの大型の船が着岸していて、元気いっぱいの原釜女たちが魚貝類を選別している。そのカゴには膨大な甘だこ(ヤナギダコ)、ヤナギムシガレイ、マガレイ、マコガレイ、ヒラメ、ウスメバル、アイナメ、カナガシラ、ホウボウ、マアナゴ。場内のあちらこちらにどろっと広がって置かれているのがマナマコ。なんどもなんどもぬめりをとる作業は繰り返されても、まだドロリとしている。これはどうも干しナマコになるのではないか? もしくは切りナマコだろうか?

甘だこはザルカゴに入れられ足でなんども踏みつけられ海水でぬめりを取る。かなりハードな作業を美しい女性がもくもくとこなしている。来るたびに思うのだが福島の港で見かける女性はみな魅力的。
このなかにマダラ、ケムシカジカ、とどき(サブロウ)、マフグ、ヌマガレイ、マツカワガレイ、ホシガレイ。大きなアカムツがあるかと思えば、ぽつんとアマダイ、
原釜では巻き貝は総てが「つぶ」となるのだが、この日見られたのはヒメエゾボラ、チジミエゾボラ、ヒメエゾボラモドキ、シライトマキバイ、ナガバイ、ネジボラ。いつもたくさん落ちているチシマガイが今日は1個だけ、ホタテガイが少し。スルメイカはやはり少なく、形のいいのはすでに発砲に並べられている。
原釜の底引きも6月一杯で2ヶ月の禁漁に入る。言うなれば最盛期ではないのだが、いちばんたくさんの底引き船が入船するのが金曜日である。7時過ぎにはだだっ広い底引きの競り場が隙間なく埋められてしまっている。
その端っこに、ほっき(ウバガイ)の水揚げが始める。ほっきの船がもどるたびに大急ぎで貝殻にキズのあるもの壊れているのを選別される。そして壊れているのはこれまた大急ぎで貝殻を剥かれる。この作業はなんだか見ていて楽しそうだ。老いも若きも、男女関係なく黙々と貝殻を剥いているのだが、そこには穏やかな笑顔が浮かんでいる。今日は豊漁なのだろうか?

L字形の縦長の広い部分に当たるのが底引き網の選別競り場だとしたら、底辺のややこぢんまりした場所に入ってくるのが刺し網の小型船。こちらには活けのマコガレイ、マサバ、いなだ(ブリの幼魚)、ヒラマサ、ガンギエイの仲間、マガレイ。

底引きの魚の競りが始まっている。競りは並んだカゴに競り人が番号つきの紙に値段を書いて入れていくもの。魚貝類を整理、並べる喧噪から、競りが始めると底だけに静寂な時間が訪れる。競りの結果も入れた値の紙をたんたんとひっくり返して終了となる。競りが終わると、すぐに片づけられ、また後から入港してきた船が魚貝類を並べていく。


そのなかで競り場の端っこに集められてきたのがアブラツノザメ。これを剥きざめにして出荷するのだ。
漁港には11時前まで外は大雨。慌ただしく南下する国道は深い水たまりが出来てしまって、危険極まりない。また睡眠不足で疲れはピークとなっている。楢葉町まで来て、「道の駅ならは」の温泉につかって一休み。銀座まで帰り着いたのが5時前である。疲労困憊で有楽町に向かう途中、ちょいとガード下でいっぱい。
帰宅は7時過ぎとなる。疲れたぞ!
2006年06月12日
なぜだかわからないが東君平が大好きなのだ
いつ頃から好きになったのかわからないものは多い。例えば宮沢賢治、例えば山口瞳、例えばマーラーとブルックナー、例えば東君平の絵。東君平の本を持っているわけでもないし、またそれほど熱狂した時期もない。でも雑誌の挿絵をしおりに使っていたり、またなぜか古いネガフィルムアルバムに貼っているのは君平描く猫である。どこから切り取ったものなのか? なぜかしら、やなせたかしを見ると東君平を思い出すのは関連があるのだろうか。
そして毎日使っているのが東君平のマグカップである。このマグカップ、3種類ほど持っているのだが東君平だけはボク専用である。この絵から湧いてくる不思議な気持ち、また言いしれぬ思いは子供にはわかるまい。
東君平は1986年に逝去している。

くんぺい童話館
http://www.docca.net/kunpei/index.html
そして毎日使っているのが東君平のマグカップである。このマグカップ、3種類ほど持っているのだが東君平だけはボク専用である。この絵から湧いてくる不思議な気持ち、また言いしれぬ思いは子供にはわかるまい。
東君平は1986年に逝去している。

くんぺい童話館
http://www.docca.net/kunpei/index.html
つぶ学事始め 08 灯台つぶ番外編 サガミバイ
さて、北国でよく見かける灯台つぶに関してまとめてきたが、この仲間は銚子を回って、東京湾、相模湾、駿河湾に南下しても棲息している。「灯台つぶ」、ヒモマキバイグループの巻き貝は北はオオカラフトバイ、ヒモマキバイ、クビレバイときて太平洋を南に下がるにしたがって一番下の巻き(層)に丸みをおびてくる。この丸みをおびたのをシライトマキバイという。そして南限である銚子などに上がる、シライトマキバイなどはその典型的なもの。これが相模湾、駿河湾にくるとこの最下層の部分がもっと丸くなり、これをスルガバイというのだけれど、これを銚子にあがるシライトマキバイで丸みの強いものと区別するのは至難である。そのスルガバイにまで南下する前に忘れては行けないのが東京湾に多いサガミバイだ。
これは東京湾、駿河湾の水深200〜300メートル前後に棲息している小振りの巻き貝。東京湾、相模湾でのエビカゴ漁などに入る。あまり多くとれるものではなく、まあどちらかというと貝収集の対象とされることが多い。
この小振りのサガミバイ、味がよく北国の灯台つぶに決してひけをとるものではない。ほとんど望み薄だがもしもコンスタントな漁獲さえあれば、東京湾の幸がひとつ増えることになる。ただし貝マニアは珍しいと思っていた貝が、食卓に上ることになったらがっかりするだろう。

市場魚貝類図鑑のサガミバイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/buccinum/sagamibai.html
これは東京湾、駿河湾の水深200〜300メートル前後に棲息している小振りの巻き貝。東京湾、相模湾でのエビカゴ漁などに入る。あまり多くとれるものではなく、まあどちらかというと貝収集の対象とされることが多い。
この小振りのサガミバイ、味がよく北国の灯台つぶに決してひけをとるものではない。ほとんど望み薄だがもしもコンスタントな漁獲さえあれば、東京湾の幸がひとつ増えることになる。ただし貝マニアは珍しいと思っていた貝が、食卓に上ることになったらがっかりするだろう。

市場魚貝類図鑑のサガミバイへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/buccinum/sagamibai.html
カミナリイカのステーキは魅惑的
晩春から初夏にかけて主に西日本でとれるのがカミナリイカ。昔は「紋甲いか」と呼ばれていたが、輸入ものの大型コウイカにこの名を使ってから、紛らわしいので標準和名で通したい。ちなみに高知県高知市浦戸湾では「真いか」と呼ぶ。
このカミナリイカ、コウイカの仲間でも大きくなるもののひとつ。この時期の漁は産卵で岸に寄ってきたイカをとるのだが、2キロ、3キロ近いものまである。肉厚で甘味のある身は刺身にして最高にうまい。また分厚い身であるので煮る焼くも、より甘味が増してうまいものだ。
これを永野廣さんにいただいて、湯引きにしたり、和え物にもしようか。いろいろ考えていたら子供達から「ステーキがいいな」とリクエスト。この料理法は表皮に切れ目を入れて、サラダオイルを垂らしたフライパンを強く熱して短時間でソテー、イカを取りだして、ここに酒、醤油、バターを入れてモンテ(泡立つように)する。これを焼いて置いたイカにソースとしてかけるだけ。いとも簡単な料理であるが、家族はこれがいちばんうまいという。
さて、浦戸湾のカミナリイカ漁も終盤となる。味わってみたい方はお早めに。

高知市「土佐の日曜市」土佐の廣丸
http://www.zukan-bouz.com/zkan/hiromaru/index.html
市場魚貝類図鑑のカミナリイカへ
http://www.zukan-bouz.com/nanntai/kouika/kaminariika.html
このカミナリイカ、コウイカの仲間でも大きくなるもののひとつ。この時期の漁は産卵で岸に寄ってきたイカをとるのだが、2キロ、3キロ近いものまである。肉厚で甘味のある身は刺身にして最高にうまい。また分厚い身であるので煮る焼くも、より甘味が増してうまいものだ。
これを永野廣さんにいただいて、湯引きにしたり、和え物にもしようか。いろいろ考えていたら子供達から「ステーキがいいな」とリクエスト。この料理法は表皮に切れ目を入れて、サラダオイルを垂らしたフライパンを強く熱して短時間でソテー、イカを取りだして、ここに酒、醤油、バターを入れてモンテ(泡立つように)する。これを焼いて置いたイカにソースとしてかけるだけ。いとも簡単な料理であるが、家族はこれがいちばんうまいという。
さて、浦戸湾のカミナリイカ漁も終盤となる。味わってみたい方はお早めに。

高知市「土佐の日曜市」土佐の廣丸
http://www.zukan-bouz.com/zkan/hiromaru/index.html
市場魚貝類図鑑のカミナリイカへ
http://www.zukan-bouz.com/nanntai/kouika/kaminariika.html
2006年06月11日
ハゼ亜目を改訂
ヒメハゼ属ヒメハゼのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/haze/sonotahaze/himehaze.html
アベハゼ属アベハゼのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/haze/sonotahaze/abehaze.html
ウキゴリ属
エドハゼのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/haze/ukigori/edohaze.html
チクゼンハゼのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/haze/ukigori/tikuzenhaze.html
掲載種 1771
http://www.zukan-bouz.com/haze/sonotahaze/himehaze.html
アベハゼ属アベハゼのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/haze/sonotahaze/abehaze.html
ウキゴリ属
エドハゼのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/haze/ukigori/edohaze.html
チクゼンハゼのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/haze/ukigori/tikuzenhaze.html
掲載種 1771


